注目ドラマ紹介:「新・おみやさん」 新シリーズスタート 初回に「京都地検の女」名取裕子が登場

ドラマ「新・おみやさん」の1シーン。おみやさん役の渡瀬恒彦さん(左)と「京都地検の女」の鶴丸あや役で出演する名取裕子さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「新・おみやさん」の1シーン。おみやさん役の渡瀬恒彦さん(左)と「京都地検の女」の鶴丸あや役で出演する名取裕子さん=テレビ朝日提供

 渡瀬恒彦さん主演で、10周年を迎える人気ドラマ「おみやさん」(テレビ朝日系)の最新シリーズが「新・おみやさん」として12日、「木曜ミステリー」枠で放送をスタートする。新シリーズには渡瀬さん演じる「おみやさん」こと鳥居勘三郎と新コンビを組む部下役で京野ことみさん、刑事課長役で戸田恵子さんが加入。初回は2時間スペシャルで、同枠の人気ドラマシリーズ「京都地検の女」に検事・鶴丸あや役で主演している名取裕子さんが、同役で特別出演するという“木曜ミステリー2大主役”の共演が実現する。

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 「おみやさん」は、石ノ森章太郎さんのマンガが原作のミステリードラマで、02年の第1シリーズスタート以来、これまで8シリーズが放送されている。京都府警鴨川東署資料課の鳥居勘三郎(渡瀬さん)が、迷宮入りした過去の膨大な捜査資料を基に未解決事件の真相に迫る……という物語。京野さんはこれまでの部下・洋子に代わる新たな部下・青山ちはるを演じ、戸田さんは鳥居に唯一ものを言える人物・刑事課長の緑川みどりを演じる。

 初回は、唯一の部下だった七尾洋子(櫻井淳子さん)が転属し、おみやさん(渡瀬さん)一人になった鴨川東署資料課に、新たな部下・青山ちはる(京野さん)が配属される。そこに公金使い込みの疑惑がある大手建設会社の監査役が殺される事件が起こるが、おみやさんは、20年前に同建設会社2代目社長のひとり息子が誘拐された事件を思い出し、一人で捜査を開始。病院の女性清掃員が自らの犯行だと名乗り出たものの、おみやさんは納得がいかない様子で、京都地検の名物検事・鶴丸あや(名取さん)も清掃員の供述に疑問を抱く……というストーリー。過去の誘拐と現在の殺人が複雑に絡みあう難事件に、おみやさんと鶴丸あやが強力なタッグで事件に臨むことになる。名取さんのほか、とよた真帆さん、原田龍二さんらもゲスト出演する。

 主題歌は、平原綾香さんの「NOT A LOVE SONG」を採用した。放送は12日から毎週木曜午後8時。初回は、12日午後8時~同9時54分の2時間スペシャル。(毎日新聞デジタル)

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