アンメット ある脳外科医の日記:第4話 “三瓶”若葉竜也と“大迫”井浦新が対立する引き金現る “ミヤビ”杉咲花はロボット工学研究者を担当し(前話のネタバレあり)

ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第4話の一場面=カンテレ提供
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ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の第4話の一場面=カンテレ提供

 杉咲花さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(月曜午後10時)の第4話が5月6日に放送される。

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 第3話は……看護師長の津幡(吉瀬美智子さん)がミヤビの主治医、大迫(井浦新さん)の元を訪れる。津幡は患者の安全を最優先に考え、ミヤビを手術に参加させるべきではないと直談判しにいったのだ。

 看護師たちの間では、安全室長として日頃からスタッフに厳しく接する津幡に反発する声が上がり、星前(千葉雄大さん)もさすがに越権行為だと院長の藤堂(安井順平さん)に抗議。藤堂は津幡が患者の安全に固執する理由を明かした。また、三瓶(若葉竜也さん)を信じるべき相手だと心で感じたミヤビ(杉咲さん)が、「私の脳を検査してください」と頼む……と展開した。

 第4話は……三瓶が検査した結果、ミヤビの脳には、重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見当たらず、2人は困惑する。ミヤビから相談を受けた大迫は三瓶の見立てが間違っていると指摘。さらに、以前から知っている三瓶のことを「危険な医者」だと言い放つ。

 検査結果に納得できない三瓶は後日、ミヤビのカルテを確認しようと大迫の元を訪ねる。しかし、秘書の麻衣(生田絵梨花さん)から大迫は終日不在だと言われ、あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になる。

 一方、ミヤビは脳外科医としてロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹さん)を担当することに。加瀬は破裂の恐れのある動脈瘤(りゅう)が脳に見つかった患者。脳動脈瘤が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4~10%の確率で後遺症が残るという。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤する。ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音さん)にも相談。すると綾野の口からミヤビに思わぬ言葉が出てきて……。

 原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」。元脳外科医の子鹿ゆずるさんが原作、大槻閑人さんがマンガを手がけている。脚本は「クロサギ」(2006年ほか、TBS系)、2015年前期のNHK連続テレビ小説「まれ」などを手がけた篠崎絵里子さんが担当。主題歌はあいみょんさんの「会いに行くのに」。

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