君が心をくれたから:第10話 “太陽”山田裕貴、花火審査に合格するが(前話のネタバレあり)

“月9”ドラマ「君が心をくれたから」第10話の一場面=フジテレビ提供
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“月9”ドラマ「君が心をくれたから」第10話の一場面=フジテレビ提供

 永野芽郁さん主演で山田裕貴さんも出演する連続ドラマ「君が心をくれたから」の第10話がフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)で3月11日に放送される。

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 前話は……逢原雨(永野さん)が朝野太陽(山田さん)について、日下(斎藤工さん)に「昨日、彼が言ってくれたんです。雨には希望があるよって。でも分かってます。またパティシエになるなんてきっと無理。それでも一個だけ見たい景色ができました」と話す。「太陽君が幸せに暮らす未来です。彼がうんと立派な花火師になって、誰かと結婚して笑顔で暮らす未来を、遠くからほんのちょっとでいいから見たいなって」と語る。

 日下は「悔しくないんですか? そこにあなたがいないことが」と問う。雨は「めちゃめちゃ悔しいです。それでも、好きな人の幸せな未来なら……」と告げた。

 第10話は……太陽は桜まつりの花火大会の打ち上げ花火審査に合格した、と雨に告げる。最初は太陽の父、陽平(遠藤憲一さん)の花火で、太陽の花火はその次だという。

 どんな花火か尋ねる雨に、太陽は当日までのお楽しみ、としながらも「俺の人生で一番大切だった十秒間かな」と返す。

 まつり当日。雨は、望田司(白洲迅さん)に頼み、母の霞美(真飛聖さん)が入院している病院まで車を出してもらう。雨がつえをついていることに驚く霞美に、雨は触覚を失ってもうすぐ視覚も失う、と打ち明ける。雨のために何もできない、と泣きじゃくる霞美に、雨は「お母さんの笑顔が見たい」と話した。

 花火大会の会場では、太陽ら朝野煙火工業の面々が打ち上げ準備を進めていた。離れた場所で見つめていた千秋(松本若菜さん)は、美術館で「自分の人生は今日この瞬間のためにあったのかも」と言っていた日下(斎藤工さん)の言葉を借り、太陽の花火を見届けられたら思い残すことはない、と日下に伝える。

 雨は、霞美と別れて司と共に花火大会の会場へ。だが、次第に分厚い雲が広がり、強風が吹き始め……。

 脚本は映画「今夜、ロマンス劇場で」などで知られる純愛物語の名手、宇山佳佑さんのオリジナル。長崎を舞台に“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジー・ラブストーリーだ。

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