院内警察:第4話 “武良井”桐谷健太、病院に疑いの目を向ける (前話のネタバレあり)

ドラマ「院内警察」第4話の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ
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ドラマ「院内警察」第4話の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ

 俳優の桐谷健太さん主演の連続ドラマ「院内警察」(フジテレビ系、金曜午後9時)の第4話が2月2日に放送される。

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 前話は……武良井治(桐谷さん)は看護師の白石日向(工藤美桜さん)に、負担になっていることがあるのでは、と問い掛ける。「例えば榊原先生(瀬戸康史さん)のこととか。半年前、大腿骨頭置換術で入院中の男性患者が急死した。患者は……乾井卓」と告げると、日向は「なんでそれを?」と動揺した様子。

 そんな日向に、武良井は「ちゃんと向き合わないと取り返しがつかなくなるよ。話してもらえないかな? 榊原先生がオペで患者を殺した時のこと」と頼むのだった。

 第4話は……武良井は、日向から、半年前に阿栖暮総合病院を辞めた循環器内科の専攻医・前川大樹(近藤頌利さん)の話を聞く。前川は、5年前に臨床研修医として病院にきた医師で、明るくて勉強熱心だった。

 実は、前川は病院で亡くなったコメンテーター・乾井卓の死に関わっていた。乾井は大腿(だいたい)骨頭置換術を受けたが、術後すぐに胸の苦しみを訴えて死んだ。

 担当の整形外科医・久保田雅人(荒川浩平さん)は、原因究明のため前川に相談。前川は急性心筋梗塞(こうそく)を疑うと同時に、術後のため肺塞栓塞(そくせん)でないことを確認しておいた方が良い、と助言する。

 日向は、前川の指示で乾井の家族に緊急カテーテル検査が必要になること、その後カテーテル治療や手術になる可能性が高いことを伝えたという。

 日向は武良井に乾井のカルテを見せ、冠動脈造形の結果も手術記録も残っていないのはおかしい、と指摘。乾井の死亡直後に前川が退職届を出したことも気になるという。

 乾井の死は医療ミスが原因で、それを病院ぐるみで隠蔽した? 川本響子(長濱ねるさん)は病院に疑いの目を向ける武良井に、病院の不正を暴こうとするのは院内交番の仕事ではない、と言って反対するが……?

 原作はマンガ誌「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」(酒井義さん作、林いちさん画)。病院内に開設された「院内交番」を舞台に、事件の謎解きや人間模様を描く。アスクレピオスはギリシャ神話の医術の神。

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