注目ドラマ紹介：「院内警察」　桐谷健太がフジ連ドラ初主演　敏腕の院内刑事に　“天才外科医”瀬戸康史と激突

　俳優の桐谷健太さん主演の連続ドラマ「院内警察」（フジテレビ系、金曜午後9時）が1月12日に始まる。病院内に開設された「院内交番」を舞台に、事件の謎解きや人間模様を描く。桐谷さんは優れたプロファイリング能力をもつ敏腕の院内刑事で、元警視庁捜査1課の武良井治（むらい・おさむ）を演じる。桐谷さんはフジテレビ連ドラ初主演。武良井とぶつかる天才外科医の榊原俊介を瀬戸康史さんが演じる。初回は15分拡大放送。

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　原作はマンガ誌「ヤングチャンピオン」（秋田書店）で連載中の「院内警察 アスクレピオスの蛇」（酒井義さん作、林いちさん画）。アスクレピオスはギリシャ神話に出てくる医神で、持っていたつえには蛇が巻きついていて、医の象徴とされる。

　院内交番に間違って配属された新人事務員の川本響子役で長濱ねるさん、院内交番室長の横堀仁一役で市村正親さん、腫瘍内科医の尼子唯織役でさとうほなみさん、麻酔科医の白石葵役で馬場ふみかさんも出演する。

　第1話は……病院内の患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理などを担う民間組織「院内交番」。警察OBが従事することが多い。武良井（桐谷さん）は阿栖暮（あすくれ）総合病院内に設置された院内交番に所属し、患者同士のトラブル解決などに従事していた。

　院内交番には武良井と室長の横堀（市村さん）が所属していたが、ある日事務員として川本（長濱さん）がやってくる。やりがいのある仕事をできる、と張り切ってきた川本。だが、院内で「軽薄で、空気の読めない、給料泥棒」を意味する“3K交番”とやゆされている場所に配属されてショックを受ける。

　病院の誇る若き天才外科医の榊原（瀬戸さん）がドイツから帰国。川本と共に院内パトロールに出た武良井は、山際修平（渡辺光さん）という男が入院中の妻の検査の件で医師ともめている姿を目撃。応対していた内科医は、高名な榊原が手術をするから安心してほしい、と山際を説得するが……。