女優の深津絵里さんが2月2日、東京都内で開催された「2023年 エランドール賞」の授賞式に登場した。映画・テレビドラマで活躍した俳優やプロデューサーを表彰する同賞の「プロデューサー賞」に、自身がヒロインの一人を務めたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(2020~21年)の堀之内礼二郎さんが選ばれ、お祝いに駆けつけた。
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プレゼンターとしてサプライズ登場した深津さんは、堀之内さんに花束を手渡して「おめでとうございます!」と祝福。「(上白石萌音さんと川栄李奈さんとの)3人のヒロインの中で、私がちょっとだけ早く生まれたということで、代表してプレゼンターを務めさせていただきました」とちゃめっ気たっぷりにあいさつした。
今作では、ヒロイン・るいを18歳から演じた深津さん。オファーを受けた理由は堀之内さんからの手紙がきっかけだったと明かし、「書かれていた文字の形や、言葉の選び方にとても心が動かされて! 48歳のヒロインが18歳を演じるというとんでもない設定に飛び込んでみようと思いました」とほほ笑んだ。
堀之内さんには「これからも堀之内さんらしい、温かくて、真っすぐで、気品があって、ユーモアがある作品を作り続けてください」とエール。そして深津さんから堀之内さんに腕組みし、2人仲良く笑顔を浮かべ退場していった。
エランドール賞は1956年に始まった顕彰制度。今年は「新人賞」に中川大志さん、芦田愛菜さん、松下洸平さん、岸井ゆきのさん、間宮祥太朗さん、奈緒さんを選出。「プロデューサー賞」を映画「ある男」の田渕みのりさんと秋田周平さん、「カムカムエヴリバディ」の堀之内さん、「プロデューサー奨励賞」を連続ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(フジテレビ系)の草ヶ谷大輔さん、「特別賞」を劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」の製作委員会、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の制作チーム、連続ドラマ「silent」の制作チームが受賞した。
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