妻夫木聡:来年1月期「日曜劇場」で主演 藤原竜也と連ドラ本格初共演 堤幸彦監督のダーク医療エンターテインメント

2023年1月期の連続ドラマ「Get Ready!」に出演する妻夫木聡さん(左)と藤原竜也さん(C)TBS
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2023年1月期の連続ドラマ「Get Ready!」に出演する妻夫木聡さん(左)と藤原竜也さん(C)TBS

 俳優の妻夫木聡さんが、2023年1月期にTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送される連続ドラマ「Get Ready!」で主演することが10月24日、明らかになった。藤原竜也さんが出演し、監督を堤幸彦さんが務めることも発表された。妻夫木さんと藤原さんが連続ドラマで本格的に共演するのは今回が初めて。

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 今作は、正体不明の闇医者チームの姿を通して、生きる意味を問いただす“ダーク医療エンターテインメント”。オリジナル作品で、1話完結のストーリーになるという。「全裸監督」シリーズの山田能龍さんが脚本を手がける。

 妻夫木さんが演じるのは、孤高の天才執刀医“エース”こと波佐間永介。法外な報酬と引き換えに、超人的なオペ技術でどんな手術も請け負うチームの絶対的存在。表向きはパティスリー「カーサブランシェ」のパティシエとして働いている。パティスリーの地下には最新機器を取りそろえたオペ室があり、他で見放された患者を対象にオペをしている。

 藤原さんが演じるのは、波佐間の相棒的存在で国際弁護士の“ジョーカー”こと下山田譲。あることで波佐間と出会い、それをきっかけに波佐間がオペを行う患者と交渉する役割を担っている。チームのメンバーは、波佐間の「Get Ready」を合言葉にオペに臨む。患者の前では仮面で顔を隠し、世の中にはその正体を知られていない。

 キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。

 ◇妻夫木聡さん

 ついに撮影がスタートしました。日曜劇場ではなかなか見られないような匂いを発したドラマになっていると思います。一から何かを作り上げていこうというスタッフさんの気概を感じましたし、堤(幸彦)監督はじめスタッフキャスト一同、新しいものを作り上げようと現場で頑張っております。

 生きる意味とは何だろう?と、(演じる)波佐間(永介)が問うように、僕自身も役と共にその意味を問いただしながらこの役を作り上げていきたいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。

 ◇藤原竜也さん

 闇医者チームが斬新でストーリー展開も新しく、やりがいのある作品だと感じています。毎回楽しみに脚本を読んでいるのですが、全貌がまだ分からないので、妻夫木くんとも話しながら読み進めているところですね。妻夫木くん演じるエースと支え合い、時に反発しながら物語が進んでいくんですけれども、エースとジョーカーには過去に何があって、どのようにチームを組んだのか? そしてこの先どのような行動を共にしていくのか……? 非常に興味深いところです。

 ジョーカーという役柄同様、妻夫木くんをみんなで支えていけたらいいなと思っています。豪華なセットで豪華な俳優陣で一生懸命、撮影しております。楽しみにしていてください!

 ◇堤幸彦監督

 「ケイゾク」以来、TBSでたくさんのドラマを演出させていただきましたが、今回は久々の医療モノ、そしてなんと日曜劇場! かなり気合が入っております! エッジが効きながらも人間味あふれる脚本、最高のキャスト陣、息の合ったスタッフのパワーが結集して、毎日興奮の撮影が続いています。

 妻夫木さんは、早い段階からオペの手技練習を重ねて役柄と真摯(しんし)に向き合う姿勢がとても頼もしく、初日の現場には「エース」というドクターの姿が出来上がっていました。藤原さんはさすがの安定感で、彼が演じるジョーカーには思わずむちゃぶりをしたくなります(笑い)。仮面をかぶった闇医者チームとゲスト陣によって、ケレン味とリアルが混じり合った全く新しい医療エンターテインメントをお届けします! どうかお楽しみに!

 ◇武藤淳プロデューサー

 人間、特に若い人たちは、人生がいつまでも続くと思ってしまいがちです。しかし、実際にはそうではない。私自身一度死を実感したことがあり、そこで意識がガラリと変わるのを感じました。強烈に「死」を感じたことで、「命が有限である」という当たり前のことにやっと気づけたんです。人生のゴールを意識するようになると、「今」を大切にすることができる。明日があることって、本当に奇跡なんだと思います。

 このドラマは、そんな「命の価値」についての物語です。妻夫木さん演じるエース率いる“闇医者チーム”が、余命わずかな患者たちと向き合い、天才的なオペ技術で救っていく。とは言え……このドラマは視聴者の皆様が想像する医療ものとは一味も二味も違います。妻夫木さんや藤原さんが仮面をかぶったダークヒーローを演じ、患者たちはくせ者ぞろいで、その上、オペシーンはいまだかつて見たことがないほどにスタイリッシュ。そんな見どころ満載の医療ヒューマンエンターテインメントに仕上がっています。

 日曜の夜に、明日への活力を感じていただけるようなドラマとなっておりますので、ぜひともご期待ください。

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