女優やタレントとして活躍する田中みな実さんが、10月スタートの連続ドラマ「最愛」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが9月4日、分かった。4月期の「生きるとか死ぬとか父親とか」(テレビ東京系)、放送中の「ボクの殺意が恋をした」(日本テレビ系、日曜午後10時半)に続き、3期連続の連ドラレギュラー出演となる。
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ドラマは、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高さん)、梨央の初恋相手で事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、梨央の弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)の3人の姿を描くラブサスペンス。
田中さんは、フリーランスのノンフィクションライター・橘しおりを演じる。大手新聞社の記者だったが、忖度(そんたく)なしの記事を書きたくてフリーになったという役どころ。橘は、封印されていた梨央の過去を探る。
及川光博さん、薬師丸ひろ子さん、光石研さんの出演も発表された。及川さんは、不動産やホテル事業を手がける「真田ホールディングス」の専務・後藤信介、薬師丸さんは、「真田ホールディングス」の社長で、梨央の母親の梓、光石さんは、梓と離婚した梨央の父親の朝宮達雄をそれぞれ演じる。
田中さんは、「会社員として勤めていた局のドラマ作品に出演できることを感慨深く思います。物語の展開が目まぐるしく、早く先々の台本を読みたくてうずうずしています。自身の役柄に関しては、序盤はあまり出てこないのでまだつかみ切れていないというのが正直なところ。塚原監督には『極力、田中みな実っぽさをそぎ落としたい』と言われているので、意識的にそぎ落としていかなければな……と思っています(笑い)」とコメント。
「とにかく色気を出さないように! 座るときは足を広げ、カメラの持ち方ひとつとっても荒々しく!と、普段の自分との対極を求められているようです。真相究明に躍起になる様や、取材対象に向かっていく気迫のようなものを感じる芝居ができればと思っています。クランクイン前なので、今はカメラの扱い方や、記者の方々のリアルを研究中です」と明かした。
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