西銘駿&塩野瑛久:“裏アカ男子”役でダブル主演 「とんでもないものができる予感」と自信

連続ドラマ「Re:フォロワー」でダブル主演を務める西銘駿さん(左)と塩野瑛久さん
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連続ドラマ「Re:フォロワー」でダブル主演を務める西銘駿さん(左)と塩野瑛久さん

 「仮面ライダーゴースト」などで知られる俳優の西銘駿さんと「獣電戦隊キョウリュウジャー」などの塩野瑛久さんが8月21日、10月からABCテレビ・テレビ朝日で放送される連続ドラマ「Re:フォロワー」でダブル主演を務めることが明らかになり、東京都内で行われた制作発表会見に出席した。ドラマは、本名では言えない本音や趣味を共有するSNSアカウント「裏アカ」を使う“裏アカ男子”が悪を成敗する“SNSサスペンス”。巨大SNSを運営し、裏アカウントを駆使して依頼者の悩みを解決する池永一十三役を演じる西銘さんは、「台本を読んで頭フル回転で現場に行っても、そのもっともっと先のことを西田(大輔監督)さんに言われて悩んで……でも悩んでいる時間が楽しいと思えるぐらい」と充実ぶりを明かし、「出来上がった瞬間にとんでもないものができるという予感がしている」と自信たっぷりにアピールした。

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 同じく“裏アカ男子”原田優作役の塩野さんも「台本開いた瞬間に一気に取り込まれて。こんなに面白い台本を読んだのは久しぶりだなってぐらい、最高に心が震えた」と振り返り、「連ドラでは初主演なんですけど、心から初主演がこのドラマでよかったなと感じています」と心境を告白。続けて「これからを担う役者だったりスタッフさんだったりが、下克上してやるぞ、という気持ちで撮影しております。目指せ、打倒(Netflixのドラマ)『全裸監督』……というぐらいの気持ちでやっている」と意気込んだ。

 この日の会見には、共演の和田雅成さん、佐藤流司さん、西田監督も出席した。

 「Re:フォロワー」は、SNS「クレシダ」を運営する謎に包まれた男たちが、依頼者から次々に寄せられる悩みを、時に苛烈な方法で“断罪”する姿を描く。池永一十三(西銘さん)、原田優作(塩野さん)ら、とある図書館に集う4人の男は、実は世間で話題のSNS「クレシダ」を運営するメンバーだった。「クレシダ」は「悩みや不満をぶつけると、選ばれた者だけに『言葉』が与えられ、解決してくれる」といううわさで圧倒的なフォロワー数を誇っており、4人はそれぞれの能力を生かして裏アカを使い、依頼者の悩みを解決している。しかし、中には過激な仕置きを受けて社会的に抹殺される人間もいて……。そんな「クレシダ」を追うゴロツキ記者の五島は、「クレシダ」というアカウント名が10年前に世間を騒がせた中学生殺人事件、通称「クレシダ事件」と関連があるのではないかと追い続けている。次第に明らかになる「クレシダ」の目的と、登場人物たちの本当の姿とは……という内容。

 ABCテレビでは10月6日から毎週日曜午後11時35分、テレビ朝日では同5日から毎週土曜深夜2時半に放送される。全10話。

 会見では、2020年6月に舞台化されることも発表された。ドラマでは描かれなかったストーリーが描かれるといい、東京と大阪での公演を予定している。

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