4月にスタートする連続ドラマ「35歳の高校生」(日本テレビ系)で、“35歳の女子高生”役に挑戦する女優の米倉涼子さん(37)の制服姿が13日、初公開された。ポスター撮影でミニスカートにブレザーという制服姿を初披露した米倉さんは、「制服を着る手順とか懐かしかったです。気がピシッと引き締まります」とにっこり。役名の「馬場亜矢子」にちなみ、「役名が馬場なんですけど、『ババア』とか言われるんですよ! 24~25歳のころだったら逆に今回の役は受けてなかったかもしれない。今になると『ババアですけど何か?』って吹っ切れる(笑い)」と話している。
ウナギノボリ
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ドラマは、米倉さんが演じる35歳にして全日制高校に入学した女性・亜矢子が主人公。亜矢子は、高級車で登校し、昼休みは教職員用喫煙室で一服するなど高校生らしくない行動をとりながらも、高校3年生の同級生と机を並べ、学園生活を送る。学校では“スクールカースト”やいじめなどさまざまな問題が起こる中、35歳の女子高生が「親でもない、教師でもない、ただの同級生だからできる」をモットーに破天荒な行動で問題を解決していく。米倉さんが女子高生を演じるのは初めてで、日本テレビの連続ドラマで主演を務めるのも初めて。大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)を手がけた大平太さんがチーフプロデューサーを務める。
この日は、亜矢子の担任役で本音と建前を分ける“現代風”のキャラの小泉純一役を溝端淳平さん、亜矢子の高校のスクールカウンセラー役を片瀬那奈さん、副校長役を横山めぐみさんが演じることも発表された。また、教育委員会教育長役で“大物俳優”が出演するという。
高校生役の俳優たちとの共演について、米倉さんは「上から下まで絶対に見られるんだろうな~。気迫で負けないようにしたいと思います」と笑いながらコメント。劇中では、亜矢子へのいじめも描かれるというが、「それも今となっては気になりません。世間にもまれるってこういうことだなあと。今回のドラマを通して、高校生たちの彼らの世界で起きていることが、たいしたことではないよと気づかせてあげたい」と力を込めた。
自身の高校生時代について、米倉さんは「制服はもう本当に普通のブレザーでした」と明かし、「学生時代は私自身はリーダーシップをとるタイプではなかったです」と意外な一面を告白。クラシックバレエを習っていたといい、「放課後はレッスンの毎日だったので、みんなと放課後を過ごしたという記憶が、残念ながらあまりないんですよね」と話していた。ドラマは、4月13日からスタートで、毎週土曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)
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