佐々木蔵之介:大学教授役で2時間ドラマに初挑戦 金曜プレステージ「塔馬教授の天才推理」

「塔馬教授の天才推理(1) 隠岐島の黄金伝説殺人事件」で2時間ドラマに初挑戦する佐々木蔵之介さん
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「塔馬教授の天才推理(1) 隠岐島の黄金伝説殺人事件」で2時間ドラマに初挑戦する佐々木蔵之介さん

 俳優の佐々木蔵之介さんが、金曜プレステージの新シリーズ「塔馬教授の天才推理(1) 隠岐島の黄金伝説殺人事件」(フジテレビ系)で2時間ドラマに初挑戦することが1日、明らかになった。「ハンチョウ」シリーズ(TBS系)などこれまで7作品の連続ドラマの主役を演じてきた佐々木さんは「2時間ドラマは連ドラと違って短距離走ですね。100メートルを2週間で駆け抜ける感じです」と話している。

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 ドラマは、高橋克彦さんの「南朝迷路」(文春文庫)が原作。シリーズ第一弾となる「隠岐島の黄金伝説殺人事件」では、塔馬は、後醍醐天皇が流罪となった隠岐島に隠された幻の貨幣「乾坤通宝」を巡る黄金伝説にまつわる怪事件や、後醍醐天皇ゆかりの地である青森県黒石市大川原の火祭りの最中に起こった殺人事件の解明に奮闘する。

 佐々木さんが演じるのは、近世庶民文化史が専門の大学教授で、浮世絵研究家でもある塔馬双太郎。マイペースな性格ながら難事件を解決に導く鋭い洞察力を持っているという。探偵モードになると、愛用のストップウオッチをカチカチ動かすなどユニークな一面もあるキャラクターだ。塔馬の大学の同期で出版社の雑誌編集部員・名掛亜里沙を森口瑤子さん、推理小説家の長山作治を橋本さとしさん、山形県警尾花沢署刑事・山影哲夫を宇梶剛士さんが演じる。

 佐々木さんは「塔馬教授は今まであまり作ったことがないキャラクターになったと思います。人より先を読める目を持っているのですが、鋭いようには見えず、ふわっとして何を考えているのか分からないような雰囲気を醸し出すように演じました」と語っている。

 ドラマは6月1日午後9時~10時52分の放送予定。(毎日新聞デジタル)

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