明日の虎に翼:第3週「女は三界に家なし?」振り返り 都合よく使われた寅子たち 弱音や怒りを吐き合いながら女子部卒業!

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第3週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第3週の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。4月20日は第3週「女は三界に家なし?」(4月15~19日)を振り返る。

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 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。

 第3週では、生徒数が減り、存続の危機に陥る明律大学女子部。宣伝のため2年生の寅子(伊藤さん)たちは、3年生と合同で法廷劇を上演することになった。よね(土居志央梨さん)は、涼子(桜井ユキさん)が書いた法廷劇の脚本を「甘い」と批判し、寅子と言い合いになる。

 本番の日。女子部をからかう男子学生・小橋(名村辰さん)らの妨害があり、法廷劇は中止に追い込まれる。

 この騒動で、けがをしてしまったよねを運んだ女子部一同は、よねが働きながら苦労して弁護士を目指していることを知る。かける言葉が見つからない寅子は、法廷劇の元となった実際の事件を徹底的に調べようと提案する。

 急に謝罪したいと言い出した涼子から、学長(久保酎吉さん)が元の事件を脚色し、かわいそうな女性を女性たちが弁護しているように見えるよう改変してしたことが明かされる。

 「都合よく使われた」ことに憤慨する寅子やよねたち。一方、花江(森田望智さん)も抱えていた思いを吐露する。こうして弱音や怒りを吐き合いながら、寅子たちは女子部を卒業し……と展開した。

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