俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)が3月29日に最終回を迎えた。ヒロイン・スズ子(趣里さん)の“最高のパートナー”として、物語に欠かせない存在となった作曲家・羽鳥善一。演じた草なぎ剛さんの魅力を、制作統括の福岡利武さんが語った。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
草なぎさん演じる羽鳥は、スズ子の音楽の師匠で、「東京ブギウギ」など数々の名曲を世に生み出してきた天才作曲家。ひょうひょうとしていて、どこかつかみどころがないキャラクターだが、終盤では、これまでに見せたことがないような“鋭さ”を感じさせた。福岡さんは「第25週(3月18~22日)、最終週(3月25~29日)と演技がキレキレになっていくのが素晴らしかった」と振り返る。
「草なぎさんはとても気合が入っていて、『羽鳥と向き合って精いっぱいお芝居します』と何度もおっしゃっていました。スズ子の引退宣言に感情を高ぶらせた羽鳥は“狂気”とも取れるんですけど、『羽鳥の気持ちも分かる』と見ている人に共感していただければ、と考えられていたようです。何度も『一生懸命やりますから』『すべて懸けてやります』とおっしゃっていたのが印象的でした」と明かす。
それほど全力で羽鳥を演じてきた草なぎさんについて、福岡さんは「ここまで長い時間撮影してきた思いと、羽鳥とスズ子の関係が集大成を迎える中で、『しっかりやらなければ』と意気込まれているようでした。台本をかなり読み込まれていて、すごく良い表情、素晴らしいお芝居で、私含めスタッフも、深く感動しました」とその演技をたたえる。
草なぎさんのクランクアップは、最終回(3月29日放送)のスズ子の「さよならコンサート」でピアノを演奏するシーンだったという。福岡さんは「草なぎさんは、すごく乗っていました。ピアノを弾いている顔も、スズ子を見つめる優しいまなざしも、愛のある表情で良かったです」と笑顔を見せた。
ヒロイン・スズ子の師匠として、時にユーモアたっぷりに、時に心揺さぶる熱演で、視聴者を楽しませてくれた草なぎさん。「ブギウギ」で、これまでになかった新たな一面を見せてくれた草なぎさんの、今後の活躍がますます楽しみだ。
お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さん、ピン芸人のみなみかわさん、元テレビ東京アナウンサーの森香澄さんが出演するテレビ朝日のトークバラエティー番組「貴女のそばの妖怪ちゃん」…
俳優の川口春奈さんが主演を務める連続ドラマ「9ボーダー」(金曜午後10時)の第4話が、5月10日に放送される。七苗(川口さん)の後輩で、仕事のオン・オフをきっちり切り替える性格の…
お笑いコンビ「ナインティナイン」のテレビ朝日系での特番「~手書きMAPで街探検~地図にナイナイTOWN」の第3弾が、5月20日午後8時35分から放送されることが分かった。初めての…
俳優の吹石一恵さんが、長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」に桃瀬礼子役で出演していることが発表された。吹石さんがドラマ…
人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが主演を務める7月期の連続ドラマ「ビリオン×スクール(仮)」(フジテレビ系、金曜午後9時)について、山田さんやスタッフの…