ブギウギ:愛助からの便りに変化が 不安を覚えるスズ子 視聴者も「悲しくて切なくて」「明日こわい」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第83回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第83回の一場面(C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第83回が1月30日に放送され、水上恒司さん演じる村山愛助のある変化に、視聴者の注目が集まった。

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 第83回では、身重のスズ子(趣里さん)が出演する舞台「ジャズカルメン」は、好評を博しながら順調に公演を重ねていた。一方、結核が再発した愛助(水上恒司さん)は、東京行きを懇願したが、病状が悪化していたため医者から許可が出ず、「ジャズカルメン」の観劇を断念することになった。

 愛助はスズ子への手紙に「どうやら一刻も早く『ジャズカルメン』を見たくて、興奮してかぜをひいてしまったようや。アホや。ここで無理したら余計に悪くなってしまうかもしれへんから、今回ばかりは死ぬほど残念やけど東京行きは断念するわ」とつづり、スズ子を心配させないようにとウソをついた。

 「ジャズカルメン」の千秋楽を無事終えたスズ子は、愛助に手紙で報告。愛助からは「『ジャズカルメン』を見られなくて本当に残念だった。素晴らしい舞台やったんやろなあ。動くおなかにも触りたいです」と記されたハガキが届く。これまでは手紙だった便りがハガキに代わったことに不安を覚えたスズ子は、「もしかしたら今、手紙書けんほど具合悪なってるんかな思て……」と山下(近藤芳正さん)に話した。

 場面は変わり、静かな病室のベットに一人横たわる愛助の背中を映し、第83回は幕を閉じた。

 SNSでは「手紙を書く体力すらなくなってるのか……つらい」「スズ子を気遣って『かぜをひいた』と優しいウソをつくの、悲しい」「無言で横たわる背中は、声なき無念を叫んでいるよう」「悲しくて切なくて見ていられない。明日こわい」といった声が上がっていた。

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