俳優の大泉洋さんが、8月30日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。12歳になった一人娘について語った。
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大泉さんは2009年に結婚し、溺愛する一人娘は12歳に。思春期を迎えた娘に「嫌い」と言われる日を恐れながら「娘はいつか父親を嫌いになるんだ」と覚悟を決めているという。「小さいうちにどれだけ愛情をもらえるか。もちろん私も愛して、どれだけその時に『パパ、パパ』と言ってくれるか。その貯金だけでいいと思って私は生きているので」と語った。
娘は大のドラマ好きで、娘と一緒にドラマを見る時間が楽しみという大泉さん。ドラマの率直な感想を、娘が大泉さんに伝えることもある。
大泉さんは、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)で次々と粛清を重ねる冷徹な源頼朝を演じた。「本当につらい回があった時に、家に帰ったら娘が僕を出迎えた瞬間に『パパ何やってんだよ~! ありゃ、だめだ。あんなことしちゃだめだよ』『せっかくパパのために頑張ってくれた家臣殺しちゃダメだよ』って私に説教したんですよね」と回顧。黒柳さんは「相当面白いね」と大爆笑した。
心配になった大泉さんが「パパの役(頼朝)嫌いになった?」と聞くと、娘は「ならないよ」と返答。しかし、頼朝が毎週ひどい振る舞いをするため、大泉さんが「もう嫌いになっちゃった?」と毎週確認していたところ「ある時ついに娘が怒っちゃって。『嫌いになってないって言ってんじゃん! 嫌いになってほしいの?』って。パパがやった役はそんなに簡単に嫌いにならないみたい」と安心した様子だった。
大泉さんは「娘が面白いかどうかは私にとっては大事な指標」と語り、大泉さんが出演していた連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」(TBS系)の初回放送を娘と一緒に見ていた際のエピソードを披露。
「頭から見ていて、最初の20分、30分くらいのところで『ここまでどうですか?』って聞いたら、娘が『しびれますな』って言ったんです。これは数字取ったなって思いましたね。それだけ、のめり込んで見ているっていうことですから」と話すと、黒柳さんは「相当あなたの娘も面白いわね。よくそんなの見ていて分かるよね」と感心していた。
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