アイドルグループ「乃木坂46」から卒業した樋口日奈さんが、植田まさしさんの人気4コママンガを実写化する連続ドラマ「かりあげクン」(BS松竹東急)に出演することが11月7日、明らかになった。ドラマのヒロインで、オリジナルキャラクターの新人派遣社員・清水彩花を演じる。樋口さんは乃木坂46卒業後初の連ドラレギュラーとなる。
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清水は「なぜ、かりあげクンはクビにならない?」と思いながら日々仕事を一生懸命こなす営業部の新人。明るく思いやりがあり、5分前行動を心がけるほどの真面目な性格が裏目にでてしまい、いつもかりあげクンに翻弄(ほんろう)されるが、日に日にかりあげクンのことが気になっていく……というキャラクターだ。
樋口さんは「お話を聞いたときは、あの“かりあげクン”が実写化されるの!?と、童心に帰ったようなワクワク感を抱きました。自分の思うままに生きるかりあげさんに、クスっと笑ってしまうような面白さも感じつつ、ちょっぴりうらやましいなとも思ったり、次第に心惹(ひ)かれていく、清水の姿にもぜひ注目していただきたいです」とアピールする。
「乃木坂46から卒業後初めての、連続ドラマの撮影に緊張していましたが、キャストの皆さん、スタッフさん、全員が温かい現場に、不安なんて吹き飛ぶくらい日々癒やされておりました。放送、ぜひお楽しみにしていてください!」と語った。
「かりあげクン」は、マンガ誌「月刊まんがタウン」、週刊誌「週刊大衆」(共に双葉社)などで42年間連載され続けている4コママンガで、今回、1話に複数のショート作品を組み合わせた“痛快ドタバタコメディードラマ”として初めて実写化。俳優の戸塚純貴さんが、空気を読まないいたずら好きだが、なぜか周りから慕われている永遠の平社員、“かりあげクン”ことかりあげ正太に扮(ふん)する。
昭和が抜けない課長・木村隆二を岩井ジョニ男さん、社内で唯一課長の無自覚なセクハラにビシッと物申す係長・太田裕子を野口かおるさんが演じ、ほんにゃら産業社長・木下藤吉役で温水洋一さん、藤吉に甘やかされて育った放蕩(ほうとう)息子・木下優役で大水洋介さんが出演することも発表された。
ドラマは2023年1月7日から毎週土曜午後11時に放送される。
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