俳優の長谷川博己さんが主演を務めたNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の総集編が2月23日午後1時5分から約4時間半にわたって放送された。
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語りを帰蝶役の川口春奈さんが担当。十兵衛(光秀、長谷川さん)と信長(染谷将太さん)の出会いから「本能寺の変」に至るまでを、帰蝶の目線で振り返る……という内容で、信長が十兵衛に本能寺で討たれたことについて、帰蝶は「信長様は、十兵衛のことをどこかで待っていたのかもしれません」と語り、視聴者の涙を誘った。
総集編は「美濃編」「上洛(じょうらく)編」「新幕府編」「本能寺編」で構成され、エンドロールは十兵衛の活躍を若き日から振り返る名シーン集になっていた。
SNSでは「面白かったー!」「いい大河ドラマだった。総集編ありがとうございました!」「編集も語りもラストの演出も最高だった、改めて大好きだな麒麟がくる」「また最初から見たくなる総集編だった。まだまだ麒麟ロスは終わらない!」といった感想が次々と書き込まれていた。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命を描き、2月7日に最終回を迎えた。
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