兄弟デュオ「狩人」が、4月4日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に22年ぶりに出演。2007年にあった解散宣言の裏側や、現在の思いを語った。
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1977年に「あずさ2号」でデビューした当時、兄・加藤久仁彦さんは20歳、弟・高道さんは17歳だった。47年の時が経ち、高道さんは「早いですよね。あの当時、47年後を想像したことなかったんですけど、こうやってまた一緒にいられるのは夢のようですね」と話した。
「ケンカなんかしない?」と徹子さんから聞かれ、高道さんは「最近はしないけど、(デビュー)当時はしょっちゅうしていましたね(笑い)」と打ち明けた。その上で「生放送の楽屋でケンカして、生で歌っているときに、『ごめんね』と気持ちを込めて歌うとですね、これまたぴったり合う」と振り返ると、久仁彦さんは「ちょっと柔和な顔になっているんです。(高道さんの)表情が柔和な感じで、それでわかるんです」とほほ笑んだ。
現在は、LINEでやりとりをしているといい、久仁彦さんは「(高道さんは)スタンプが多いんですよ」と話した。
2007年に解散宣言したが、2012年に再結成。高道さんは「一回離れてみて、お互いの重要性や『狩人』の素晴らしさを僕はしみじみ感じました。逆にダラダラいくよりはよかったな、というのがありました」と回想。一方、久仁彦さんは「お互いに元々ソロ志望だったので、ソロでやりたいこともある。でも解散は僕は反対だったんです。当時、社長が一回ちょっと離れた方が良いということで」と明かした。
デビューから47年。徹子さんからお互いに伝えたいことを聞かれ、高道さんは「もうお互いに若くないので、とにかく健康ですよ。元気なら何でもできるので、一緒にまた歌っていきたいな」と語った。久仁彦さんは、「お互いの存在価値を認め合ってね、良い意味で切磋琢磨しながら、もうちょっと歌ってみたいなと。ファンの皆様のためにも恩返ししたいと思っています」と力を込めた。
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