高橋克実:川口春奈、木南晴夏、畑芽育の失踪していた父親役に 「9ボーダー」6話あらすじ

「9ボーダー」に出演する高橋克実さん(C)TBS
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「9ボーダー」に出演する高橋克実さん(C)TBS

 俳優の川口春奈さんの主演ドラマ「9ボーダー」(TBS系、金曜午後10時)で、川口さん演じる主人公ら三姉妹の父・大庭五郎を高橋克実さんが演じていることが5月17日、明らかになった。同日放送された第5話のラストで登場。髙橋さんは2022年放送の日曜劇場「オールドルーキー」以来のTBSドラマ出演となる。

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 五郎は、長女・六月(木南晴夏さん)、次女・七苗(川口さん)、三女・八海(畑芽育さん)の父親で、第1話の冒頭で「心配するな。あとのことは頼む」という置き手紙を残して忽然(こつぜん)と消えて以来、家族の心配をよそに連絡もよこさず行方をくらましていたという破天荒な父親。これまで一切姿を現していなかったことから、SNSでは誰が演じるのか注目されていた。

 ◇高橋克実さんのコメント

 --本作のオファーを受けた際の感想をお聞かせください。

 ラブストーリーであり、家族の話でもあるところが面白いな、いいなって思いました。それと、10歳違いの3姉妹で、「そのお父さんなの!」と驚きました(笑い)。実は僕の娘が今9歳でちょうど「9ボーダー」なんです。娘に真っ先にその話をしたら「私も9歳だから9ボーダーだ!」って興奮していました(笑い)。

 --大庭家の父・五郎を演じてみていかがでしたか?

 最初の衣装合わせでビックリしました! まあ衣装ぶっ飛んでますね(笑い)。

 そして、やっぱり3姉妹にパンチがあるんで、なかなか目が泳ぐというか、正面から見られないというか(笑い)。でも、これぐらい大きな子どもがいて、しかも全員が女の子だったら、これがリアルな感覚なのかもしれませんよね。

 子どもがいても自分の好きなように生きている五郎さんの生き方は、やれそうでなかなかやれないと思うんです。1度きりの人生だから、という考えかもしれませんが、そんな五郎さんは羨ましくもありますね。

 --自身の「9ボーダー」を振り返って

 やはり59歳の還暦前が一番強烈でしたね。「あぁ、ついに60歳になるんだ」って。“赤いちゃんちゃんこ”はものすごいおじいさんが着るものだと思っていたら、自分がその年齢だなんて。

 数年前から順番に、事務所の先輩の浅野和之さん、段田安則さんの還暦祝いをやっていて、「次はお前だな」とか言われても、全然他人事だったのが、「え、もう俺も!?」って(笑い)。でも僕は「ショムニ」のときだって大体一回り上の設定だったんですよ。そのあとに60歳の役をもらったときはまだ48歳で。ですから、今ようやく役に実年齢が追いついた感じですね。

 --視聴者へみどころ、メッセージをお願いします。

 下町の銭湯が舞台だからなのか、令和のドラマですがどこか懐かしい、力を入れずに楽しめるドラマになっていると思います。あと、セットがめちゃくちゃポップですごくて度肝抜かれました! 美術さんがすごく力を入れてくださっていて、「何、このこだわり!!」と驚いてばかり。本当に細部まで奇麗で手が込んでいるので、そんなところにも注目しながらご覧いただけるとうれしいです!

 ◇第6話あらすじ

 失踪していた父・五郎(高橋克実さん)が、謎の少年(齋藤潤さん)と共に帰ってきた。経営難のおおば湯をなんとかするために全国の銭湯を巡ってヒントを探していた五郎は、旅先で出会った銭湯に興味があるという少年をおおば湯で働かせたいと思い、連れて帰ってきたのだという。

 五郎のマイペースさにいら立ちながらも、少年を迎え入れる七苗(川口春奈)たち。しかしその少年は何か訳ありの様子で、頑なに心を閉ざしていた。

 そんな中、五郎は七苗たちが進める「おおば湯リニューアル計画」に難色を示して……。

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