おっさんずラブ―リターンズ―:“武蔵”吉田鋼太郎のお別れのメッセージに視聴者涙 ラストにまさかの展開も(ネタバレあり)

「おっさんずラブ―リターンズ―」第8話の一場面=テレビ朝日提供
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「おっさんずラブ―リターンズ―」第8話の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の田中圭さん主演の連続ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)の第8話が2月23日に放送された。同話では、余命1カ月の宣告を受けた黒澤武蔵(吉田鋼太郎さん)が、ビデオレターの形で春田創一(田中さん)と牧凌太(林遣都さん)にお別れのメッセージを伝えるシーンが描かれ、その内容とその後の春田とのやり取りがSNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、2018年に放送された“初代おっさんずラブ”の続編。初めて人を愛する気持ちを知った春田、春田の背中を押す道を選んだ武蔵、ついに春田と結ばれた牧ら愛すべき3人の、コロナ禍を経た今の姿を描く。

 第8話は……病院で余命1カ月の宣告を受けた武蔵は、帰宅後“エンディングノート”を書き始める。一方、牧は家事の腕を上げている春田を見て、家政夫の武蔵との契約解除を提案する。武蔵は2人からの提案を涙を見せながらも受け入れ、その場を去ろうとするが、追いかけてきた春田にエンディングノートを見られてしまう。

 その後、春田らは武蔵のためにホームパーティーを開催する。パーティー後、春田は武蔵が置いていったDVDに気がつく。それは、春田と牧にあてたビデオレターだった。映像の中で、武蔵は「今年の桜が咲くころには、僕はもうこの世にはいません」と告白し、春田に「僕は、今でもはるたんが好きです」と語りかける。それを見た春田は号泣し、たまらず家を飛び出す。さらに武蔵は、映像で牧にも「はるたんを幸せにできるのは、世界でただ一人、君だけだ」「さよなら、そしてありがとう。わが永遠のライバル、牧凌太」と伝え、牧もまた号泣し……と展開した。

 外へ飛び出した春田は、公園でひとりたたずむ武蔵を発見し、嗚咽(おえつ)しながら「俺には、俺には部長が必要なんです! ずっとずっと一緒にいてください!」と武蔵に抱き着く。武蔵は春田を突き放して「俺だってさ、もっと生きたいよ! もっと生きて、はるたんと牧の幸せをそばでずっと見ていたいよー!」と絶叫。そして春田と武蔵は涙を流しながら抱き合うのだった。

 ライバルだった牧への武蔵からの最後のメッセージに、視聴者からは「涙腺崩壊どころじゃない」「牧へのビデオレター愛にあふれてるじゃん……」「涙止まらん」「牧のあの泣き方はさすがにもらい泣きする」など「泣いた」という声が続出。また、公園のシーンでの武蔵の本心の叫びと春田の涙にも「つらい……」「やばい泣きそう」「春田には部長が父親役だったもんね……」といった声が寄せられるなど、反響を呼んだ。

 同話では、その後ラストシーンで1カ月後の武蔵の姿も描かれた。余命1カ月のはずが、目覚めてすぐに青汁のようなものを飲み「なぜだ、なぜ俺はこんなに……元気なんだ」とつぶやく元気な武蔵の姿に、SNSでは「涙引っ込んだ」「やっぱり元気だった」「めちゃくちゃ元気で爆笑」といった声があがり、盛り上がっていた。

 第1~3話と最新話は「TVer」で配信中。

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