歌手の山本リンダさん(72)が、2月12日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。今も現役で活躍する山本さんは、徹子さんから「あと何年くらい歌えそう?」と聞かれ、「あと10年ちょっと……って思っていたんですけど、徹子さんが頑張るくらいの年まで私も追いかけていきたい」と力強く宣言した。
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この日、超ミニのショートパンツ姿で登場した山本さん。徹子さんから「全然体形変わらないわね、えらいわね。大変でしょう?」と言われると、「ちょっと油断すると少しきつくなったりするんです(笑い)」と告白。「甘いもの、本当は好きなんです。夜遅い時間に果物が食べたくなっちゃう。これも気をつけなくちゃいけないんです」と話した。
「年齢感じることってあります?」という質問には、「あります。元々歌とか覚えるのはあんまり早いほうではなくて。最近は時間もかかりますし、何かを置くと、あれどこだったかしら?というのも結構多くなってきた(笑い)」と明かした。ダンス&ボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」をはじめ、若い世代からもリスペクトされていることについては、「ありがたいことに、色々なグループの方が歌ってくださって。すごくうれしいです」と笑顔を見せた。
父・マイクさんが朝鮮戦争で亡くなった後は、母・百合子さんが女手一つで山本さんを育ててくれた。「いじめる子もいたりして、あるとき、家に帰ってきて一人でしくしくしていたんです。そこに母が帰ってきて……」と振り返った山本さん。
「母はいつも私が悲しそうだったり、寂しそうだったときに抱きしめてくれるんです。膝に乗せて、抱きしめてくれて、『あなたはすばらしいんだよ。泣かなくて大丈夫だよ』と言いながら、凛として生きるってことが大事だってことを母が(教えてくれた)」と涙をこぼした。
番組の終盤では、徹子さんから「あなた、本当に若く見えるわね」と改めて言われた山本さん。「ちょっとこれでいいのかなと思うんですけど、このまんま来ちゃったからこれでいいのかなって。“夢見る夢子さん”が抜けられない(笑い)」とチャーミングに語りながら、「時々故障はあるんですけど、元気なのでね。いいお医者さまに巡り合いながら、今日まで来ることができました」と話していた。
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