国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2024(TAAF2024)」(同実行委員会・日本動画協会主催)の「アニメ オブ ザ イヤー部門」の受賞作品が2月8日に発表され、作品賞の劇場映画部門に「THE FIRST SLAM DUNK」(井上雄彦監督)、テレビシリーズ部門に「【推しの子】」が選ばれたことが分かった。
ウナギノボリ
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個人賞は、「THE FIRST SLAM DUNK」の井上さんが原作・脚本部門と監督・演出部門でダブル受賞した。「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)で作画監督を務めた本田雄さんがアニメーター部門、「THE FIRST SLAM DUNK」のCGディレクターを務めた中沢大樹さんが美術・色彩・映像部門、「【推しの子】」のオープニングテーマ「アイドル」を担当した音楽ユニット「YOASOBI」が音響・パフォーマンス部門で受賞した。
ファンによる投票で選ばれる「アニメファン賞」も発表され、ゲームやアニメなどが人気の「アイドリッシュセブン」の劇場ライブ「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD」が受賞したことが分かった。「2023年に最も愛された作品」に贈られる賞で、総投票数7万5589票の中から1位に輝いた。
アニメ オブ ザ イヤー部門は、2022年10月1日~2023年9月30日に上映・放送されたアニメ全374作品からファン投票で選ばれた「みんなが選ぶベスト100」の中から選定される。アニメ業界で活躍するプロデューサー、クリエーター、アニメグッズを扱う店舗などの投票で「作品賞」「個人賞」を選出、ファン投票で「アニメファン賞」が選出される。
TAAFは、アニメ文化と産業の振興や新たな人材の発掘、育成を目的に2014年から開催されている。日本国内で未興行の世界のアニメを対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメを対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」などを選定する。東京・池袋で3月8~11日に開催される。
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