不適切にもほどがある!:吉田羊が社会学者に 2024年から1986年にタイムスリップ

ドラマ「不適切にもほどがある!」で向坂サカエを演じる吉田羊さん(C)TBS
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ドラマ「不適切にもほどがある!」で向坂サカエを演じる吉田羊さん(C)TBS

 阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)が1月26日に始まる。阿部さん演じる昭和の駄目オヤジがひょんなことから現代へタイムスリップするヒューマンコメディーだ。ここでは、吉田羊さん演じる向坂サカエ(さきさか・さかえ)を紹介する。

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 ◇フェミニズムの旗手

 サカエは社会学者。性差別やジェンダー問題の論者として、メディア露出もしているフェミニズムの旗手だ。

 息子のキヨシ(坂元愛登さん)と2024年から1986年へタイムスリップした。令和時代の代弁者として、市郎ら昭和の人間のめちゃくちゃぶりに鋭い突っ込みを入れる。

 ◇初回ストーリー

 1986年。「愛のムチ」と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師の市郎。家では男手一つで17歳の一人娘・純子を育てている。

 ある日、市郎は、いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトする。目覚めた市郎の目に飛び込んできたのは、パンツが見えそうなスカートをはき、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。指摘する市郎だが、乗客たちは車内で喫煙する市郎こそおかしいと口論になる。

 逃げるようにバスを降りた市郎が目にしたのは、見たこともない異様な格好をする人々となんとなく変わっている景色だった。何とか見つけたなじみの喫茶店へ飛び込み、事態を飲み込めないまま、動揺してカウンターにいた犬島渚(仲里依紗さん)のビールを勝手に飲み干し、口論になる。

 1986年の同日、純子は、向坂キヨシに突然告白されていた。キヨシは、社会学者の母・サカエ(吉田羊さん)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。偶然出会った純子に一目ぼれしたのだ。

 純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村勇斗さん)にひそかに思いを寄せているのに、キヨシを家へ連れ込もうとするが……?

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