ブギウギ:“りつ子”菊地凛子、警察の指導も「私はお客様に夢を見させる歌手よ」と信念曲げず「カッコいい」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で菊地凛子さんが演じる茨田りつ子 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で菊地凛子さんが演じる茨田りつ子 (C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第41回が11月27日に放送された。茨田りつ子(菊地凛子さん)が、警察に連行されても毅然とした態度で信念を曲げない姿に、視聴者から「カッコいい」と声が上がった。

ウナギノボリ

 同回では、日中戦争が始まって3年、ぜいたくを禁止する法律が施行され、梅丸楽劇団は警察の指導のもと、派手な演目や演出、演奏を全て取りやめることとなる。

 楽器の呼び方も和名で呼ぶように指導され、スズ子も歌い方が軽薄だと言われ、三尺四方の枠の中から動かずに歌うようにと指示されてしまう。

 だが、ステージが始まると、最初は枠の中で歌い踊っていたスズ子だったが、客のつまらなそうな顔を見て、思わず枠から飛び出して歌い踊る。

 それを見た警察から「公演中止」を言い渡され、警察に連行されたスズ子。たっぷりと絞られた後に、廊下でりつ子とすれ違う。りつ子は警察の注意を受ける常連だといい、「何度指導しても化け物じみた化粧や欧米退廃文化にかぶれた格好をやめん。ふてぶてしくも口答えまでしてくる始末で、手を焼いている」と聞かされる。

 りつ子は、警察を相手にしても、「私はお客様に夢を見させる歌手よ」「ぜいたく? 表舞台に立つ者にとってこれは当たり前の格好です!」と自身の主張を曲げなかった。

 りつ子は淡谷のり子さんをモデルにしており、SNSでは「淡谷(茨田)先生さすが」「戦時中、決してモンペをはかなかった淡谷先生そのままですね」「ほんと、りつ子さんカッコいい」「淡谷さんめちゃくちゃ気骨のある人だったのね。そら大御所になるわけだわ」「毅然とした姿で物申す。茨田さんすごいし、カッコいい」といった声が上がった。

- 広告 -

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画