ゆりあ先生の赤い糸:第4話 便利屋・優弥を傷つけたゆりあ 謝罪も返信はなく 夫の“彼氏”の母から仲を疑われ

連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」第4話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」第4話の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の菅野美穂さんが主演を務める連続ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第4話が11月9日に放送される。

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 昏睡状態にある夫、伊沢吾良(田中哲司さん)の“先の見えない自宅介護”の合間を縫って、ワンオペで息子を育てる若き便利屋の伴優弥(木戸大聖さん)に刺しゅうを教えるゆりあ(菅野さん)。薄れていた“女心”が再び芽生えるが、優弥に突然キスされた途端、とっさに優弥の気持ちを遊びと決めつけ、「寂しいだけの慰め合いみたいのなら、いらない」と拒否する。優弥はゆりあの言葉に傷つき、その場を去る。まるで女の子のように涙が止まらないゆりあは自分の言動を悔い、帰宅後、優弥に謝罪のメッセージを送るが、待てど暮らせど返信はなかった。

 時を同じくして、介護のため家に出入りしている吾良の“彼氏”の箭内稟久(鈴鹿央士さん)が、ゆりあに相談事を持ちかける。地方で旅館を営む母・箭内寿美代(麻生祐未さん)に、東京で介護の勉強を始めたとうそをついたところ、現場で働く息子を見るため伊沢家を訪れると言い出したという。

 ためらいながらも何とか口裏を合わせ、上京した寿美代を迎え入れるゆりあ。ところが、稟久とゆりあの関係性を疑った寿美代から、2人だけで話したいと切り出されてしまう。そんな中、ゆりあは稟久の“これまで見えていなかった顔”も知ることに。さらに、同居し始めた吾良の“彼女”小山田みちる(松岡茉優さん)が突然、ゆりあに「ギュッとして」と抱きついてくる……。

 原作は、今年の「第27回手塚治虫文化賞」で「マンガ大賞」を受賞した入江喜和さんの同名マンガ(講談社)。夫(田中哲司さん)が突然、意識不明の要介護状態となったゆりあ(菅野さん)のもとに、夫の恋人を名乗る美青年(鈴鹿央士さん)と、彼女を名乗る女性(松岡茉優さん)、その子供が現れ、同居生活が始まる。みんなで意識不明の夫を介護しながら、血のつながりを越えた“家族の絆”を作る、というストーリー。ドラマ「僕の生きる道」(2003年)などの「僕シリーズ」などで知られる橋部敦子さんが脚本を担当する。

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