ばらかもん:杉野遥亮、プライドの高い書道家“半田清舟”役 五島列島で新たな境地を開く

連続ドラマ「ばらかもん」で半田清舟を演じる杉野遥亮さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ばらかもん」で半田清舟を演じる杉野遥亮さん(C)フジテレビ

 7月12日にスタートする連続ドラマ「ばらかもん」(フジテレビ、水曜午後10時)。長崎の五島列島を舞台に、主人公の書道家の成長を描く。主演の杉野遥亮さん演じる半田清舟(はんだ・せいしゅう)を紹介する。

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 ◇ある挫折で五島列島へ 島民たちに翻弄される

 清舟は、高名な書道家・半田清明(遠藤憲一さん)の後継ぎで、世間にもてはやされてきたプライドの高い青年。ある挫折をきっかけに、海に囲まれた長崎県五島列島・福江島で一人暮らしを始めることになる。

 書の修行のため、静かな時間を過ごせるかと思いきや、近所の小学生・琴石なる(宮崎莉里沙ちゃん)たちをはじめ、自由奔放な島民たちとの人付き合いや田舎暮らしに翻弄(ほんろう)される。島での生活や慣習に戸惑うも、島民たちに助けられ、励まされ、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも少しずつ成長し、新たな書の境地を開いていく。

 ◇初回ストーリー

 都会で生まれ育った清舟。ある賞を受賞した祝いの席で、清舟は美術館の館長で書道界の重鎮・八神龍之介(田中泯さん)から「実につまらない字だ」と批判されたことに激高。マネジャーの川藤鷹生(中尾明慶さん)の制止を振り切って館長につかみかかる。父親の清明は、清舟に「書道家の前に、人間として欠けている部分がある」と告げ、五島列島で生活をして頭を冷やせと命じる。

 空港に降り立った清舟は、バスもタクシーもない“田舎感”にあぜん。初めて会った島民・琴石耕作(花王おさむさん)の運転するトラクターに乗り、やっとの思いで目的地に到着。郷長の木戸裕次郎(飯尾和樹さん)に古びた一軒家を案内されるが、誰も住んでいないはずなのに、室内には人の気配が……。

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