演歌歌手の山内惠介さんが、7月5日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。父親の病気を期に考えたことや、両親への思いを語った。
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5月31日に40歳の誕生日を迎えた山内さん。誕生日の少し前、ゴールデンウイークに79歳の父親が熱を出して入院することに。山内さんは「入院している父と電話したら声が元気ないんですよ。普段すごく元気な人なので、初めて弱みを見たって感じなんですね」と回顧。すぐに福岡に帰郷し、父親と面会した。
父親は皮膚の細菌感染症である蜂窩織炎(ほうかしきえん)に感染し、足が1.5倍に膨れていた。山内さんは「(父親は)ゼーゼー言ってるし、顔色もあんまり良くない。ちょうど僕が会った時に山場だったんです。父親がきついって言うものですから、病院も違うところに転院して1泊2日で帰ってきたら、みるみるうちによくなりました」と振り返った
山内さんは「両親も年齢が年齢なのでお別れが来るんだな、とは思っていたものの、そういうところに出くわしますと、両親の死に対しても覚悟ができるっていうか。そんなに遅い話ではないなって。今を大事に過ごしていきたい」としみじみ語った。
父親の病気をきっかけに、山内さんは両親に終の棲家(すみか)となるマンションをプレゼントした。両親は以前から、車を運転できなくなった後の暮らしについて考えていたといい、山内さんは「マンション暮らしで、近くにスーパーがあって、駅近でって、コロナ前にも話していたんですよね。(マンションを)両親が求めてるんであれば、それが親孝行になるなら」とほほ笑んだ。
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