蒼井優:初の朝ドラ&出産後初のドラマ出演 「ブギウギ」で歌劇団のトップスターに 「夢のような時間」

2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する蒼井優さん
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2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する蒼井優さん

 俳優の蒼井優さんが、趣里さんが主演する2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に出演することが6月23日、分かった。蒼井さんは朝ドラ初出演で、昨年8月に第1子となる女児を出産してから初のドラマ出演となる。

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 蒼井さんが演じるのは、大阪の梅丸少女歌劇団(USK)第1期生の娘役で、劇団を引っぱるトップスターの大和礼子(やまと・れいこ)。ヒロイン・鈴子(趣里さん)の憧れの先輩で、礼子は踊りや歌への大切な精神を鈴子に教える。

 蒼井さんは「趣里ちゃんがヒロインに選ばれたことが発表された時、とてもうれしく、放送を心待ちにしていたので、自分にもお声がけいただけるなんて思ってもいませんでした。しかも、小さい頃から大好きな歌劇の世界で、憧れの先生方とご一緒させていただけて、私にとっては夢のような時間です」と語った。

 「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。秋から放送開始を予定している。

 ◇蒼井優さんコメント

 趣里ちゃんがブギウギのヒロインに選ばれたことが発表された時、とてもうれしく、放送を心待ちにしていたので、まさか自分にもお声がけいただけるなんて思ってもいませんでした。しかも、小さい頃から大好きな歌劇の世界で、憧れの先生方とご一緒させていただけて、私にとっては夢のような時間です。

 大和礼子は、トップスターのプライドを背負い、孤独と戦いながら周りを引っ張っていく人物です。その、内に秘めたエネルギーを大切に、皆さんとブギウギを楽しめたらと思います。

 ◇趣里さんコメント

 蒼井さんとご一緒することになり、とてもうれしく思います。蒼井さんは、昔からずっと私の憧れです。一緒の空間でお芝居するのが目標の一つだったので、本当に夢のようです。蒼井さんが私の憧れであることと同じように、大和礼子さんは鈴子の憧れで、尊敬する先輩です。現実とドラマの世界がかぶる、この夢のような時間をめいっぱい楽しみたいと思います。

 ◇制作統括・福岡利武さんコメント

 蒼井優さんをブギウギに迎えることができ、とてもうれしく思います。大和礼子は、鈴子にとても大きな影響を与えます。鈴子が将来スター歌手となりブギの女王になっていく、その原点であり、礼子のエンターテインメントへの精神は鈴子に大切に受け継がれていきます。このドラマで最も重要な登場人物の一人で、どうしても蒼井さんに演じていただきたいと思っていました。蒼井さんの存在感、たたずまい、お芝居、踊り、すべてが大和礼子を生き生きと描き出し、ドラマに説得力のある魂を吹き込んでくれると思っています。

 また、歌劇団の団員として、ヒロイン・鈴子のモデルの笠置シヅ子さんの出身であるOSK日本歌劇団の皆様に出演していただいています。大正時代から続くレガシーと、プロフェッショナルが魅せる歌とダンスは、ドラマを数段上のレベルに押し上げてくれていると思います。ぜひ、本物の魅力をドラマでご覧ください!

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