合理的にあり得ない:第9話 “涼子”天海祐希に息子の奪還依頼 “貴山”松下洸平の周囲には不穏な空気が漂う

連続ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」第9話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」第9話の一場面=カンテレ提供

 天海祐希さん主演の連続ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第9話が6月12日に放送される。

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 弁護士資格を剥奪される原因となった傷害事件の記憶を呼び覚ましたい上水流涼子(天海さん)は、下町の小さなレンズ工場を訪れ、自分が殴り続けた相手、椎名保に謝罪しようとする。だが椎名は会ってくれず、息子の孝(本田響矢さん)に追い返される。
 
 涼子が事務所に戻ると、息子の親権を取り戻したいという澤本香奈江(入山法子さん)が帰りを待っていた。聞けば、息子の直人は、5年前に離婚した元夫で整形外科医の安生健吾(高橋光臣さん)のもとにいて、裁判費用を工面することが難しかった香奈江は泣き寝入りしてきたという。

 香奈江から、安生には離婚前から女性の影があったと聞いた涼子は、真相を突き止めるために患者を装った諫間久実(白石聖さん)を安生のクリニックへ送り込む。安生の診察は患者を怒鳴りつけるなどモラハラともいえる言動のオンパレードで、久実のうそも見破られるが、高圧的な態度に久実は怒りを爆発させる。

 そんな中、貴山伸彦(松下洸平さん)の周囲には不穏な空気が漂い始めていた。友人の有田浩次(中川大輔さん)は「氷川が戻ってきたらしい。のぶりんのこと探してた」と伝える……。

 ドラマはミステリー作家、柚月(ゆづき)裕子さんの小説「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(講談社)が原作。異色の探偵がIQ140を超える青年とタッグを組み、“あり得ない手段”で事件に挑む姿を描く。

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