人気グループ「なにわ男子」の長尾謙杜さんが、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(渡辺一貴監督、5月26日公開)に出演することが2月1日、発表された。人気マンガ家・岸辺露伴(高橋一生さん)の“知られざるルーツ”が明かされる今作で、マンガ家デビューしたばかりの若き日の露伴を演じる。
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「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は、高橋さんが主演を務めたNHKのテレビドラマ「岸辺露伴は動かない」の映画化。ドラマのスタッフが再集結し、舞台となるルーヴル美術館をはじめ、ポン・デ・ザール、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、カルーゼル広場などパリで大規模なロケを行って製作する。露伴がルーヴルに所蔵される「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う……というストーリー。
長尾さんは、若き日の露伴のデビュー間もない頃の葛藤や、謎多き黒髪の女性・奈々瀬との忘れられない出会いなど、青年期の繊細な一面を表現する。「お話をいただいたときは驚きが大きかったです。原作はもちろん、高橋一生さんが演じるドラマ版も視聴者として楽しませていただいてましたのでこの世界に自分が入ることができ、とてもうれしく思います」とコメント。「最後に、シンプルに言います。ぜひ劇場に足を運んでください! この素晴らしい世界を楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。
木村文乃さん、安藤政信さん、美波さんの出演も発表された。木村さんは若き日の露伴が出会う謎多き黒髪の女性・奈々瀬、安藤さんはルーヴル美術館のコレクション調査員で東洋美術の専門家・辰巳隆之介、美波さんはルーヴル美術館の職員として日本から来た露伴と京香(飯豊まりえさん)を館内へ案内するエマ・野口を演じる。
「岸辺露伴は動かない」は、シリーズ累計発行部数1億2千万部を超える荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(集英社)のスピンオフ。人を本にしてその記憶や性格などを“読む”能力を持つマンガ家・露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に遭遇するサスペンス・ホラー。高橋さん主演の実写ドラマが、NHKで2020年12月に第1期(第1話~第3話)、2021年12月に第2期(第4話~第6話)、2022年12月に第3期(第7話~第8話)が放送された。
今回の映画の原作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」は、ルーヴル美術館による国内外のマンガ家とのコラボレーション企画「バンド・デシネプロジェクト」のために荒木さんが2009年に描き下ろした読み切り作品。日本人マンガ家の作品として初めて同美術館に展示されたことでも話題となった。
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