「第2回 次にくるマンガ大賞」のウェブマンガ部門で1位に選ばれたことも話題の柳田史太さんの青春ラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「トモちゃんは女の子!」が1月4日深夜、TOKYO MXほかで放送をスタートした。同作は英語吹き替え版も制作され、イギリス人のキャロル・オールストンを演じる天城サリーさんが、英語吹き替え版でもキャロルを演じることが話題になっている。天城さんは、米ダラスのクランチロールで実施された英語吹き替え版のアフレコに挑み、「アフレコ現場が日本と全く違ってビックリしました。でも終始とっても楽しかったので、その楽しさが声にも乗っていると思うので皆さんに見ていただくのが楽しみです」とコメントを寄せている。
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天城さんは、米ロサンゼルス出身で、中学生の時に日本のアニメに夢中になり声優を志し、両親の大反対を押し切って単身日本へ渡った。当時、英語が日常語だった天城さんは、日本では英語を封印し、日本語を猛勉強したという。声優になるという夢をかなえた天城さんは「トモちゃんは女の子!」で米国に凱旋(がいせん)することになった。英語吹き替え版は、日本語版の放送と同時期にクランチロールで配信される。日本語版、英語吹き替え版が同時期に放送・配信されるアニメ作品で、同じ声優が起用されるのは日本人では初めてという。
天城さんは「6年前に声優になるために飛び立った地に、今度は声優として戻ってお仕事をできたことがとてもうれしかったです!! また英語版の吹き替えもやりたいです!」と喜びを語っている。「言語は違いますが、キャストのみんな、そして関わってくださっているスタッフさんたちがこの作品に注いだ熱意は世界共通です! 本当に面白い作品で、日本でもアメリカでもアフレコ現場は笑顔が絶えませんでした。笑いながらもキュンキュンできる最高の作品です! 皆さんぜひ『トモちゃんは女の子!』をいっぱい楽しんでくださるとうれしいです!」とメッセージを送った。
クランチロールのケイトリン・グラスさんは「日本語をオリジナルとする作品で声を担当した声優さんと一緒に仕事をするのは、これまでに聞いたことがなく、新しいことに挑戦するのはとても刺激的でした。サリーさんは素晴らしいチームプレーヤーで、彼女の才能、技術、献身、そして多言語、多文化でキャロルに完全な命を吹き込もうという決心を尊敬します。英語版と日本語版の両方でサリーさんの演技を楽しんでいただければと思います」とコメントを寄せている。
「トモちゃんは女の子!」は、2015年にツイッターで連載を開始。ボーイッシュな主人公の相沢智、幼なじみの久保田淳一郎の不器用ながらも真っすぐな恋愛模様を描く。「ゴールデンカムイ」などの難波日登志さんが監督を務め、Lay-duceが制作する。
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