エルピス:第9話 “拓朗”眞栄田郷敦が大門副総理の排除作戦に打って出る

連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第9話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」第9話の一場面=カンテレ提供

 女優の長澤まさみさん主演の連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)第9話が12月19日に放送される。

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 岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)は、DNA鑑定の結果をもってしても本城彰が真犯人という事実を公にすることを許されず、行き場の無い憤りを抱える。更に、拓朗は刑事の平川勉(安井順平さん)を脅迫した疑いで、会社を解雇される。

 この一件で、背後に真実を闇に葬ろうとする巨大な力を感じた浅川恵那(長澤さん)は、無力な自分になすすべもなく、再び心身のバランスを崩す。

 副総理・大門雄二(山路和弘さん)の娘婿で秘書の大門亨に接触を図った村井喬一(岡部たかしさん)は、拓朗にジャーナリストを名乗らせ、亨と引き合わせる。

 村井によると、亨は真面目で正義感が強く政治家の秘書には不向き。過去には村井の力を借りて大門の告発を試みたこともあるという。最後には権力とそんたくに屈したという当時の話を聞いた拓朗は、村井が目の前の真実を握り潰されたことがあると知って驚く。

 拓朗は、自分はこのまま終わらせるわけにはいかないと、本城逮捕の最大の壁・大門を排除する作戦に打って出る。亨もまた、いずれ大門の右腕になるはずの斎藤正一(鈴木亮平さん)の存在が決め手となり、ある覚悟を決めていて……。

 過去の複数事件に着想を得た渡辺あやさん脚本の社会派エンターテインメント。スキャンダルでエースアナウンサーから転落した恵那と仲間たちが、連続殺人事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う。エルピスはギリシャ神話でさまざまな災厄が飛び出したとされるパンドラの箱に唯一残されたもの。希望とも、災いの予兆とも解釈される。

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