菅田将暉:「ミステリ」整は「言葉を奇麗に伝える」に苦心 東京ドラマアウォード2度目の受賞に笑顔

「東京ドラマアウォード2022」授賞式に登壇した菅田将暉さん
1 / 6
「東京ドラマアウォード2022」授賞式に登壇した菅田将暉さん

 俳優の菅田将暉さんが10月25日、東京プリンスホテル(東京都港区)で開かれた「東京ドラマアウォード2022」の授賞式に登壇した。今年1月期の「ミステリと言う勿(なか)れ」(フジテレビ系)で主演男優賞に選ばれた菅田さんは、主人公・久能整(ととのう)を演じるにあたり、“言葉を奇麗に伝える”ことに「一番悩みました」と明かした。

ウナギノボリ

 ドラマは、田村由美さんの人気マンガ(小学館)が原作のミステリー。天然パーマがトレードマークの整が、淡々と事件の謎、人の心を解きほぐしていく活躍を描いた。

 菅田さんは「田村先生の原作が本当に素晴らしいので、その魅力を正しく伝えよう」との思いで撮影に臨んでいたといい、「ワンシチュエーションで、ただただしゃべりまくる会話劇を成立させよう」と、役作りに取り組んだことを明かした。

 司会の石坂浩二さんから「言葉の一つ一つがすごいキレイに聞こえる。素晴らしいと思いました」と称賛されると、「そこが一番悩みました」「(言葉を)ちゃんと伝えるっていうのは今回大事なところでした」と話していた。

 菅田さんは2019年に「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系、2019年)でも主演男優賞を受賞しており、今回で2度目。石坂さんから「2回目ですね」と言われると、「ありがとうございます」とにっこり。石坂さんの称賛は続き、「新しい芝居だった。天才菅田」と絶賛されると、「今日はぐっすり眠れます」と喜んでいた。

 「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、「作品の質」「市場性」「商業性」にスポットを当て、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で15回目。

 作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに2021年10月期の「最愛」(TBS系)が選出。主演女優賞には「最愛」で吉高由里子さん、助演男優賞には2021年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合)でオダギリジョーさん、助演女優賞には今年4月期の「やんごとなき一族」(フジテレビ系)で松本若菜さん、脚本賞には「カムカムエヴリバディ」で藤本有紀さんがそれぞれ選出された。

写真を見る全 6 枚

芸能 最新記事