福山雅治:「ガリレオ」シリーズの長寿化に期待? 「『渡る世間』になっていくしかない」

「ガリレオ」シリーズの劇場版最新作「沈黙のパレード」のジャパンプレミアイベントに登場した福山雅治さん
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「ガリレオ」シリーズの劇場版最新作「沈黙のパレード」のジャパンプレミアイベントに登場した福山雅治さん

 歌手で俳優の福山雅治さんが8月31日、東京都内で行われた、主演を務める「ガリレオ」シリーズの劇場版最新作「沈黙のパレード」(西谷弘監督、9月16日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。映画は2013年公開の「真夏の方程式」(同)以来、9年ぶりのシリーズ最新作。2007年に放送されたドラマ「ガリレオ」から15年が経ち、若い世代の新キャストも出演しているなど、同シリーズが長く続いていることについてMCに触れられると、福山さんは「もう『渡る世間(は鬼ばかり)』になっていくしかないですよね」と冗談めかして話しつつ、“長寿化”への期待をのぞかせた。

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 舞台あいさつには、劇中で並木夏美役を演じた出口夏希さんも出席。出口さんは、劇中でも夏美が披露しているという、福山さん演じる湯川学の定番のせりふ「実に面白い」を生披露し、「あんな名ぜりふを叫べると思わなかったので、すごくうれしかったです」と撮影を回顧。そんな出口さんの生披露について、福山さんは「実に良かったですね」と感想を語り、さらに「若い世代の人たちが、この『ガリレオ』の世界に入って来てくれて、役を生きる実感をこの作品で持ってくれたのは、すごくうれしいですね。長くやってきて良かったなと思います」と喜んだ。

 最後に、福山さんは「15年という長き時間にわたってこの作品に携われていることが、とても幸せなことだと思っています」としみじみ語り、「『やっぱり映画のある時間はいいな』と思ってもらえるような、そんな時間にできる作品に仕上がっていると自負しています。引き続き、この作品を愛していただければと思います」と手ごたえも語っていた。

 「沈黙のパレード」は、「ガリレオ」シリーズの約9年ぶりの最新作。とある町で、行方不明になっていた女子高生が数年後に遺体となって発見されるが、容疑者の男は証拠不十分で釈放され、女子高生の住んでいた町に戻って来る。町全体を覆う憎悪の空気の中で、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こり……というストーリー。

 完成披露舞台あいさつには柴咲コウさん、北村一輝さん、飯尾和樹さん、戸田菜穂さん、田口浩正さん、川床明日香さん、岡山天音さん、檀れいさん、椎名桔平さん、西谷監督も出席した。

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