生徒会役員共:連載完結 氏家ト全「密度の高い15年間」 「マガジン」で“禁断”アンソロジーも

「生徒会役員共」が最終回を迎えた「週刊少年マガジン」第51号
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「生徒会役員共」が最終回を迎えた「週刊少年マガジン」第51号

 氏家ト全さんの人気4コママンガ「生徒会役員共」が、11月17日発売の連載誌「週刊少年マガジン」(講談社)第51号で最終回を迎え、約15年の連載に幕を下ろした。作者の氏家さんは連載完結に「密度の高い15年間でした。その時間を読者の皆さんと共に過ごせたことを光栄に思います。本当にありがとうございました」とコメントを寄せている。最終回のカラーページには、津田タカトシ、天草シノらキャラクターが集結した。

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 同号では、「生徒会役員共」の連載完結を記念し、「女神のカフェテラス」の瀬尾公治さん、「デスティニーラバーズ」の智弘カイさんら作家陣によるアンソロジー4コマが掲載された。「禁断企画!!」と題して、これまで「生徒会役員共」で登場した「生徒会4コマ」を原作に「少々SEXYに」アンソロジー4コマが描かれた。「はじめの一歩」の森川ジョージさん、「東京卍リベンジャーズ」の和久井健さんら作家陣の描き下ろし色紙も掲載された。

 読者プレゼント企画も実施され、抽選で合計504人に天草シノのクリアファイルや福袋、最終回の複製原画などが贈られる。同号に付いている応募券で応募できる。講談社のウェブマンガサービス「マガポケ」では、同作が無料公開される。11月23日まで。

 「生徒会役員共」は、伝統ある女子高だったものの、少子化の影響で共学となった私立桜才学園を舞台に、男子新入生の津田タカトシが、生徒会長・天草シノらの下ネタや行動に振り回される姿が描かれた。2007年に「マガジンSPECIAL」(同)で連載をスタートし、2008年7月に「週刊少年マガジン」に移籍した。コミックスの累計発行部数は475万部以上。コミックス最終22巻が2022年1月17日に発売される。

 テレビアニメ1期が2010年、第2期が2014年に放送されたほか、劇場アニメ第1弾が2017年7月、第2弾が2021年1月に公開された。

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