人気グループ「V6」の井ノ原快彦さんが主演する連続ドラマ「特捜9(ナイン)」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の最終話が13日、15分拡大で放送され、平均視聴率は14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同作は初回16.0%で好スタートを切ると、その後も好調な数字を維持し、最終回も高視聴率で有終の美を飾った。
ウナギノボリ
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「特捜9」は、警視庁捜査1課で検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、さまざまな事情を抱えながらも事件を解決する刑事ドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」の後継作。9係係長・加納倫太郎(渡瀬恒彦さん)が内閣テロ対策室に派遣されたことで解散となった9係の元メンバーが再結集し、新班長・宗方朔太郎(寺尾聡さん)の下で「特別捜査班」として活躍する姿を描いた。
最終回は、高森徹也法務大臣(中原丈雄さん)が殺害されたという一報が入り、直樹(井ノ原さん)ら特捜班が現場に急行するが、刺殺されていたのは高森の妻・静江(藤井かほりさん)で、一同は混乱。そこへ組織犯罪対策部第3課=“組対”が荒々しく乗り込んでくる。1年前の合同捜査で9係を解散に追い込んだ組対の安達芳男課長(山下徹大さん)は、早くも凶器と思われるナイフを発見。組織犯罪撲滅を推進する高森大臣を恨む暴力団関係者が、高森と間違えて静江を殺害したと結論づける。
しかし、監察医・真澄(原沙知絵さん)の解剖と鑑識・佐久間(宮近海斗さん)の鑑定から、高森と間違えて殺害したように見せかけ、最初から静江を狙っていたことが分かる。そんな中、直樹と宗方(寺尾聰さん)は神田川警視総監(里見浩太朗さん)から呼び出される。神田川は直樹の前で、宗方が5年前に警察を辞めるまでどんな任務に就いていたのかを明かす。これまで一切語られることのなかった、宗方の衝撃の過去とは……という展開だった。
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