東海テレビ・内田優社長:フジテレビの2大長寿番組終了に「やっと決断された」 新番組に期待

会見した東海テレビの内田優社長
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会見した東海テレビの内田優社長

 東海テレビ(名古屋市東区)の内田優社長が7日、同局で会見を開いた。キー局のフジテレビの改編について聞かれると「いちばん大きなポイントは、二つの長寿番組が3月で終わるということ」と挙げ、「今回やっと決断をされて、新しい局面に乗り出される。次の番組が早く定着をして元気になっていただければ。心から期待をしている」と述べた。

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 昨年、自社の視聴率低迷について「キー局(のフジテレビ)制作の番組の不振が最大の原因。まずもってフジテレビの復調を期待している」と言及した内田社長は、「二つの長寿番組」を「みなさんのおかげでした」「めちゃ×2イケてるッ!」のことだと説明。「どこでも、ずっと続けていた番組をいつ終わるかというのは、非常に判断が難しいところ」と理解を示しながらも、「系列局のなかでも、もういいんじゃないかという声が前からあった。正直なところ、もう少し早く新しいものに切り替えてほしいと思っていました」と話した。

 この日は「低迷する現状を打開すべく、大幅にてこ入れする」として、自社の夕方のニュースのリニューアルを発表し「朝から夕方に自社で番組を作っていますので、その数字も上げながら、ゴールデンにつなげていかなくてはいけない。我々も、もう一段、気を引き締めてやっていかなくてはいけない」と展望を語った。

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