3児の母で女優の杏さんが、アニメ「アンパンマン」(日本テレビ系)の30作目となる最新劇場版「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」(6月30日公開)で、クルン役の声優を務めることが22日、分かった。杏さんが劇場版アニメの声優を務めるのは、2015年公開の劇場版アニメ「百日紅~Miss HOKUSAI~」(原恵一監督)以来、2回目で、結婚・出産後は初めて。また、お笑いコンビ「アンジャッシュ」も出演し、渡部建さんが、ばいきんまんの操るメカ「だだんだん」を、児嶋一哉さんが「ゴロンゴロ」を演じる。
ウナギノボリ
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「アンパンマン」は、1988年にテレビアニメがスタート。翌89年3月に劇場版1作目が公開された。今作は、テレビアニメ開始から30年、劇場版30作目の節目となる。
今作は、テレビアニメ第1話にも登場し、アンパンマン誕生のきっかけとなった命の象徴のような存在「いのちの星」がストーリーに大きく関わってくる。アンパンマンの作品に流れるテーマ「何のために生まれて、何をして生きるのか」と歌う「アンパンマンのマーチ」を改めてメインテーマ曲に据える。物語は、好奇心旺盛でちょっと不思議なクルンとアンパンマンたちが、「いのちの星」の故郷を救うために奮闘する……というストーリー。これまでにばいきんまんが作ってきた数々のメカも登場する。
杏さんは「アンパンマンを見た子供の反応を見て、改めてアンパンマンの持つ力、メッセージ性を感じました。大人たちが子供たちに夢や希望を与えたいという思いで作られているのだな、それに加わることができてとても光栄だな、と思いました」と喜び、「見てくださるお子様の中には、これから言葉を覚える段階の子も多くいるかと思います。なるべく聞こえやすく、耳に入りやすく、温かさを感じられるような声をお届けできればと思います」と、意気込んでいる。
渡部さんは「僕自身も見ていた国民的アニメなので大変感激しました。二人そろってあまり仕事をしないアンジャッシュの貴重なコンビ仕事です。ぜひ見てください!」とアピール。児嶋さんは「スケジュールにアンパンマンと書いてあって最初意味が分からなかったです。お話いただきビックリしてますが、大変光栄です」とコメントしている。
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