TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
ウナギノボリ
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注目の「スーパーマリオ オデッセイ」(NS、任天堂)が断トツでした。ニンテンドースイッチ(NS)の歴代タイトルの初動で比べてみると「マリオカート8 デラックス」(同)を上回り、トップの「スプラトゥーン2」(同)に肉薄するほどの素晴らしいスタートダッシュでした。今後もNSの定番タイトルとして息の長い販売が期待できます。
続いたのは「ARK:Survival Evolved」(PS4、スパイク・チュンソフト)。恐竜が生息する島でのサバイバルが楽しめる新規タイトルで、目新しさもあってよく売れました。一方厳しいスタートになったのは「真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY」(3DS、アトラス)。8年前に発売されたDS版のリメークですが、その時点で既にファンの年齢層が高かっただけに、新規ユーザーを開拓してほしかったところ。「アサシン クリード オリジンズ」(PS4、ユービーアイソフト)はスマッシュヒットしていますが、TSUTAYAでは欠品。仕入れ数をちょっと失敗してしまいましたね。
Z指定(18歳未満禁止)タイトルの「Call of Duty(COD):WWII」がトップでしょう。近現代が舞台だと人気が出る傾向があるので、今回もかなり期待できるのでは。例年に比べるとライバルが少ないのも好材料ですね。2位以下は「スーパーマリオ オデッセイ」、新作の「.hack//G.U. Last Recode」(PS4、バンダイナムコエンターテインメント)、「Girls Mode 4 スター☆スタイリスト」(3DS、任天堂)あたりが続きそうです。
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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