警視庁捜査一課9係:渡瀬恒彦さん“不在”の初回視聴率は11.5%

ドラマ「警視庁捜査一課9係」の一場面=テレビ朝日提供
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ドラマ「警視庁捜査一課9係」の一場面=テレビ朝日提供

 シリーズ第12弾となる人気刑事ドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の初回が12日、15分拡大で放送され、平均視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。3月に亡くなった渡瀬恒彦さんが演じてきた9係係長・加納倫太郎が不在という設定で、人気グループ「V6」の井ノ原快彦さん演じる直樹ら、おなじみのメンバーの活躍が描かれた。

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 「警視庁捜査一課9係」は、2006年4月に放送を開始し、今年で12年目を迎える人気刑事ドラマ。警視庁捜査1課の中でも検挙率ナンバーワンを誇る9係の刑事たちが、それぞれの事情を抱えながらも、事件を前に一つにまとまり鮮やかに解決していく姿を描く。今シーズンも吹越満さんや田口浩正さん、羽田美智子さん、津田寛治さんらおなじみの面々が出演するが、倫太郎は不在という設定で物語が繰り広げられる予定だ。

 初回は、倫太郎が神田川警視総監(里見浩太朗さん)の命令で、内閣テロ対策室を改造するための準備委員会のアドバイザーを兼務することになり、9係は不意に係長不在となる。そんな中、殺害した遺体をかかしにくくり付ける異様な事件が連続して発生。やがて同様の遺体が新たに見つかるが、直樹は遺体の首に巻かれた手ぬぐいと右手が縛られていないことに違和感を覚え……という展開だった。

 直樹が以前“恋敵”と勘違いした中村俊介さん演じる園田俊介がシーズン2以来の再登場を果たしたほか、新たに竹中直人さんも監察医の早瀬川真澄(原沙知絵さん)の恩師という世界的な法医学者・黛優之介役で登場した。

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