今年6月に上演された松本零士さん原作の舞台「キャプテンハーロック 次元航海」が来年1月に大阪で再演することになり、26日、東京都内で会見が行われた。出席した松本さんは「大阪の出版社が戦後のマンガブームの第1期を築き上げていった。そこで今度やらせていただけることはうれしい」と再演を喜んだ。
ウナギノボリ
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会見には、キャプテンハーロック役の林野健志さん、台羽正役の鈴木勤さん、波野静香役の伊藤えみさん、ミーメ役の春花きららさん、ラフレシア役の扇けいさんらが出席。キャプテンハーロック舞台化について、松本さんは「感慨無量ですよ。(同作は)自分の中で特定の主人公を考え出した生涯で最初のもの。私の夢の存在が現実の姿になって現れて、本当に夢のようなこと。私も(宇宙戦艦の)アルカディア号のどこかのエンジンになってずっと飛んでいるつもりですから、これからもまた続けたい」と話した。また、一緒に登壇したキャストに向かって、「皆さんの衣装を拝見して、みんなカッコよくて。こんなうれしいことはない」と感激した様子で語った。
「キャプテンハーロック」は松本さんのマンガ「宇宙海賊キャプテンハーロック」が原作で、テレビアニメや劇場版アニメなど、数多くの映像作品化がされている人気作品。現在は、嶋星光壱さんのマンガ「キャプテンハーロック 次元航海」が「チャンピオンRED」(秋田書店)で連載されている。
舞台は人類が残された地球に、はるか宇宙から脅威が迫り、たった一人の“無法者”ハーロックがそれに立ち向かう……というストーリーで、17年1月9~13日、大阪市中央公会堂(大阪市北区)で上演される。
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