アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2016」(バンダイ主催)の世界大会決勝戦の表彰式が18日、ガンダムフロント東京(東京都江東区)で行われ、15歳以上が応募できるオープンコースでは、日本代表の横田ユースケさん(29)の源義経と弁慶が出会った五条大橋をイメージした「永遠の絆 ~義経・弁慶 新しき国へ~」が世界一に輝いた。日本代表が世界大会で優勝するのは2013年以来、2回目。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
表彰式後、来年3月で展示が終了する東京・台場の実物大ガンダム立像の前で取材に応じた横田さんは、ガンダム立像がある同所で大会が行われ、優勝したことについて「聖地ですから、うれしい」とにっこりしながら「来年、挑戦するかはまだ分からないのですが、連覇ができる可能性があるのは僕だけなので(笑い)」と意欲を見せた。
今回が2回目の挑戦という横田さんは「日本代表になれるような作品を作りたかったので、ひと目で日本代表だって分かるようなテーマにしたかった。勝てるものを作ろうという気持ちだった」とコメント。イメージから完成までの期間は5カ月かかったといい、一番苦労したのは「桜の部分。枝は金属なのですが、葉は紙で作りました」と明かした。
ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年から始まり、6回目となる今年は日本、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、北米、イタリアの13の国と地域で開催。15歳以上が対象のオープンコース、14歳以下が対象のジュニアコースがあり、計24の作品が集まった。世界大会決勝戦では、バンダイの川口克己さん、安永亮彦さん、「ホビージャパン」の木村学編集長、「モデルグラフィック」の古屋智康編集長、「機動戦士ガンダム00」などのメカデザインを務めた海老川兼武さんが各作品を採点した。司会は、声優の池澤春菜さんが務めた。
オープンコースの2位はタイ代表のヴィチャユス・エイアム・オンさん、3位は中国代表のワン・チャンビンさん、ジュニアコースの1位は台湾代表のチョ・シェン・ジュンさん、2位は日本代表の藤本拓真さん、3位は香港代表のワン・ユン・スィン・ジュリアンさん。特別賞の「セブン‐イレブン賞」はジュニアコースのインドネシア代表のクリスチャンさん、「ガンダムゲーム30周年賞」にはジュニアコースのオーストラリア代表のベニー・マーさんの作品がそれぞれ選ばれた。
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