ファンキー加藤:名古屋で歌番組収録「僕とお客さんだけの空間に」 新曲は「兄弟愛」がテーマ

NHK名古屋放送局で音楽番組「Uta-Tube」の公開収録前に取材に応じたファンキー加藤さん
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NHK名古屋放送局で音楽番組「Uta-Tube」の公開収録前に取材に応じたファンキー加藤さん

 ミュージシャンのファンキー加藤さんが9日、NHK名古屋放送局で音楽番組「Uta-Tube(うたちゅーぶ)」の公開収録前に会見を行った。同番組に初めて出演する加藤さんは、リハーサルを終え、「テレビの収録ではあるんですが、いい意味でテレビカメラを忘れたいですね。僕とお客さんだけの空間を作れるようにしたい」と意気込んだ。

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 「Uta-Tube」は、NHK名古屋放送局で行われるスタジオライブとトークを織り交ぜた音楽番組。毎週土曜午前10時55分から東海・北陸地方で放送されている。ファンキー加藤さんは、この日の収録で複数曲を披露し、その模様とトークが6月4日と同11日に放送される。

 加藤さんは6月8日に6枚目のシングル「ブラザー」を発売する。同曲は自身が初主演する映画「サブイボマスク」(門馬直人監督、6月11日公開)の主題歌。映画は、シャッター商店街に笑顔を取り戻そうと、熱血青年団員の春雄(加藤さん)が謎のシンガー「サブイボマスク」に扮(ふん)して奮闘する物語で、加藤さんは約1カ月にわたり大分県で撮影を行った。

 「ブラザー」は、自身の希望で映画撮影後に書き上げた。春雄と、小池徹平さんが演じる春雄の幼なじみの権助が歩んだ道のりや関係性から「兄弟愛という一つの軸が生まれた」といい、「(兄弟愛は)ファンキーモンキーベイビーズ時代にもタッチしたことのないテーマだった」と語った。3人兄弟の次男という自身の体験も基になり、家族との思い出や、その大切さを想起させる歌に仕上がっている。

 また「ロケ場所が、田園風景で、山があって、川があって、橋があって。その向こうに沈んでいく夕焼けがきれいで、そのオレンジ色の“匂い”を曲に反映させたいと思った。イントロやAメロに入れた、レゲエの裏打ちや、柔らかいホーンの音色は、あの夕焼けの景色を音にしたんです」と話した。

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