NHK・Eテレで今月から放送される森下裕美さんのマンガ「少年アシベ」の新作アニメ「少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん」で、アシベの声を声優の河村梨恵さん、ゴマちゃんの声を東山奈央さんが担当することになり、1日、東京・渋谷の同局で行われた会見に2人が出席した。河村さんは「少年アシベ」について、「小さいころに見ていた作品」といい、「今回携わることができて幸せでうれしく思っている」と笑顔。また、東山さんも「今までに自分のキャラクターの名前がタイトルに入っている作品をやったことがなくて、一つ夢がかなったような気持ち」と喜んだ。
ウナギノボリ
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「少年アシベ」は、ゴマフアザラシの赤ちゃん・ゴマちゃんと、飼い主の少年・芦屋アシベの日常を描いたギャグマンガ。1988年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載がスタートし、91年にアニメ化された。今回の新作アニメは「ケロロ軍曹」などの近藤信宏さんが監督を務め、「みつどもえ」「ノブナガン」などのブリッジが制作。「天才てれびくん」のアニメ枠で5日から毎週火曜午後6時45分に放送する。
アフレコでゴマちゃんの「キュー」という鳴き声を「アドリブで結構入れている」という東山さんは、役作りについて、「『キュー』の鳴き声一つで感情表現をしなければいけない。(何を言いたいかを)自分の中で言葉としてせりふを考えてみて、その後で『キュー』の鳴き声でどう表すかを意識している。聞いていて同じ『キュー』にならないように芝居している」とその苦労を告白。また、河村さんはアシベ役について、「底抜けに明るい性格と素直さが魅力的なキャラクターなので、自分もアシベを見習って取り組んでいる」と笑顔で語った。
この日は、同じく同月スタートの新アニメ「ねこねこ日本史」の会見も行われ、声優を務める小林ゆうさんも出席した。同アニメは、シリーズ累計10万部突破の人気同名マンガが原作で、歴史上の人物が猫になって登場する歴史コメディー。各話に登場する主役の猫を演じる小林さんは、「擬猫化」や人物ならぬ「にゃん物」といった独特な言い回しで同アニメを表現し、「世界観がすてきでほのぼのとしていて、しかもためになる」とアピールしていた。同アニメは同枠で6日から毎週水曜午後6時45分に放送。
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