土屋太鳳:主演ドラマでスキー選手役「全身筋肉痛」 21歳、大人の女性へ

「カッコウの卵は誰のもの」で主演する土屋太鳳さん
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「カッコウの卵は誰のもの」で主演する土屋太鳳さん

 女優の土屋太鳳さんが主演する東野圭吾さんの小説が原作のWOWOWの連続ドラマW「東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの」が27日から放送される。ドラマは遺伝子をテーマに親子の絆などを描くヒューマンサスペンスで、女優の土屋太鳳さんが主人公のアルペンスキー選手・風美を演じている。アルペンスキーのシーンの撮影は「筋肉痛がすごかった」と話す土屋さんに、撮影の舞台裏やドラマの見どころなどを聞いた。

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 ◇アルペンスキーの撮影は体力勝負

 土屋さんは、風美を演じるにあたって「撮影しながらイメージを探っている感じでした」と振り返る。アルペンスキーシーンの撮影は「体力作りはもともとしていたのですが、スキーは全身運動なので、筋肉痛がすごかったです」といい、「太もも、お尻、背筋、二の腕が特に。ストレッチは欠かせませんでした」と話す。さらに「(ポールに触れながら滑るシーンは)怖がると体がのけぞってしまって、映像でも分かってしまうと思うので、スキーシーンも自分でできるようにたくさん練習しました」と苦労を明かす。また、体幹を鍛えるトレーニングを共演者と行い、「チームって感じの雰囲気でした」と笑顔で話す。

 スキーシーンの撮影は、実際に雪山で行われた。土屋さんは、撮影の合間は共演で女優の真野恵里菜さんと“お風呂でおしゃべり”が楽しかったという。「プライベートの話をよくしてました。お肉の話ばかりですね(笑い)。知っている焼き肉屋さん、おいしいステーキ屋さん、カフェとか」といい、真野さんに対して、「可愛いですし、すてきです。内面は熱くて、女優さんとして、女性としても憧れます」と印象を語る。

 また、風美の父親で元五輪選手の宏昌役は俳優の伊原剛志さんが演じる。土屋さんと伊原さんの親子役での共演は2014年のNHK連続テレビ小説「花子とアン」以来、約2年ぶりだ。伊原さんについて「すてきな方です。再会した瞬間、お父(とう)って呼んじゃいました(笑い)」と明るい表情を見せる。今回のドラマでは風美と宏昌は親子でありながら微妙な距離感があり、演技もその距離感を求められた。土屋さんは「そこは、しっかり相談しながら演じました」と話す。

 ◇21歳になって大人の女性へ 恋愛観も

 「女優として一人前じゃないから恋愛はまだしない」と発言していた土屋さん。2015年はNHK連続テレビ小説「まれ」、映画「orange」などで主演してきた。「20歳になってから出会いを大切にしたいと思ってきました。作品でいろいろな方たちと出会って、すごく実感しました」といい、「21歳になって、自分よりも誰かを大切に思えるような女性になりたいと思っています」と目を輝かせ、「まだまだ不器用で未熟だし、一つ一つの仕事を頑張って、自分の心の引き出しを豊かにしていきたい」と話す。

 また、好きな男性のタイプは「一生懸命生きている人がいいですね」と照れながら語り、「一生懸命生きている人は、一生懸命やっていることを変に思ったりしない。努力をしている人がいいです」と笑顔を見せた。

 連続ドラマW「東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの」は、27日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送。全6話で第1話は無料放送。

 <プロフィル>

 つちや・たお。1995年2月3日生まれ、東京都出身。特技は、ダンス、ピアノ、篠笛、三線、家事、乗馬、スキー、陸上、バスケ。2005年に「スーパー・ヒロイン・オーディション MISS PHOENIX」審査員特別賞受賞。映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」(14年)、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(14年)など多数の作品に出演。
 

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