歌手で俳優の福山雅治さんが29日、東京都内で行われた主演映画「真夏の方程式」(西谷弘監督、29日公開)の初日舞台あいさつに、共演の吉高由里子さんと杏さんらとともに登場。約950人の大歓声と悲鳴で迎えられ、「映画はいかがでしたか?『実に、面白い』でしょ?」と笑顔で呼びかけた。
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舞台あいさつでは、福山さんと初共演の杏さんが「ガリレオチームに加えさせていただきとても光栄。海に深く潜る役ながら心も深く潜っていく役を演じることができてよかった」とコメントし、吉高さんは「(そのコメント)完璧……」と思わずつぶやくと、福山さんは大爆笑。「(杏さんから)学んでくださいよ。朝ドラ女優のバトンタッチなんですから!」とからかい、吉高さんを苦笑いさせていた。
一方、吉高さんは「終わって寂しいと思える作品に出会えてうれしい。ましゃ(福山さん)NGが出る前にこの辺で」と控えめにコメント。「先輩にお尻を拭かせるのは申し訳ない。やせちゃうほど迷惑をかけた」と謝ったが、福山さんは「別に、吉高さんの気苦労でやせたんじゃないですよ。役作りです!」と訂正して、会場の笑いを誘い、映画を見終わった観客に「感想を聞きたいですね。1人ひとり聞いて回りたい!」と呼びかけて、さらなる大歓声をあおっていた。
「真夏の方程式」は、人気作家・東野圭吾さんのガリレオシリーズ第6弾が原作。テレビドラマでは福山さんが天才物理学者・湯川学を演じて大ヒット。映画化は5年ぶり2作目で「科学の進歩と自然環境の破壊」がテーマ。海底鉱物資源の開発計画の説明会に呼ばれた湯川(福山さん)が、思わぬ形である事件に巻き込まれていく……というストーリー。(毎日新聞デジタル)
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