11日に発表された9、10日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、国民的人気アニメ「ドラえもん」の33作目となる劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」が、初登場で首位を獲得した。9日に全国353スクリーンで公開され、約59万7900人を動員、興行収入約6億6700万円。前作「のび太と奇跡の島~アニマルアドベンチャー~」(興行収入約36億2000万円)の公開当初と比べ約20%増となっていることから、興行収入40億円突破も確実視される好スタートとなった。
ウナギノボリ
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映画「スパイダーマン」3部作のサム・ライミ監督の最新作「オズ はじまりの戦い」は初登場2位。8日に全国584スクリーンで公開され、公開から3日間の累計では約23万2000人、興行収入約3億3600万円だった。また、東日本大震災の知られざる事実を描いた、ジャーナリスト・石井光太著作「遺体 震災、津波の果てに」を映画化した「遺体 明日への十日間」が公開3週目で、前週の13位から10位にランクアップ。「踊る大捜査線」シリーズの脚本を手掛けた君塚良一監督がメガホンを取り、西田敏行さんが主演、緒形直人さん、勝地涼さん、國村隼さん、酒井若菜さん、佐藤浩市さん、佐野史郎さんら豪華俳優陣が出演している。
「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」は、ドラえもんを象徴する「ひみつ道具」をキーワードにしたオリジナルストーリーで、謎の男・怪盗DX(デラックス)に鈴を盗まれてしまったドラえもんが鈴を取り戻すため、のび太たちとともに手がかりがあるという未来の「ひみつ道具博物館」を目指し、冒険に出かける……という物語。
「オズ はじまりの戦い」は、ウォルト・ディズニー製作のアクションアドベンチャーで、米作家のライマン・フランク・ボームさんの児童文学「オズの魔法使い」の知られざる過去を描く物語。さえない手品師のオスカーが魔法の国「オズ」を救うため、美しすぎる魔女たちとの壮大な戦いを繰り広げながら、オズの魔法使いになるまでを描いている。(毎日新聞デジタル)
1位 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
2位 オズ はじまりの戦い
3位 フライト
4位 ダイ・ハード/ラスト・デイ
5位 テッド
6位 レ・ミゼラブル
7位 ジャンゴ 繋がれざる者
8位 劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟
9位 脳男
10位 遺体 明日への十日間
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