とんねるず:デビュー後テレ東初出演 32年ぶり“凱旋”で目標は「最低でも“赤坂”超え」?

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 お笑いコンビの「とんねるず」が、デビュー後初めて2人でテレビ東京の番組に出演することが明らかになった。石橋貴明さんと木梨憲武さんは、デビュー前には2人で同局のバラエティー「ドバドバ大爆弾」(1980年)に出演し、木梨さんは「ソロモン流」などに単独出演しているものの、2人での出演はデビュー後初めて。今回スペシャル番組「ハレバレとんねるず 略してテレとん」の司会を務める石橋さんは初めて同局の社屋に入った感想を「社内の雰囲気がとっても停滞していた」としながらも「最低でも赤坂(TBS)超えを目指して頑張りたい!」と語り、木梨さんも「視聴率6~7%は確実に取っていきたい!」と意気込んだ。

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 学生時代に1人でテレビのさまざまな視聴者参加型番組に出場し、“番組荒らし”として当時有名だった石橋さん。「2人1組」という出場規定のために、木梨さんを誘い、2人そろって初めてテレビに出た思い出の番組が、同局の「ドバドバ大爆弾」だった。32年ぶりの“凱旋(がいせん)”となった今回の「ハレバレとんねるず 略してテレとん」も、「ドバドバ~」と同じく、賞金100万円をめぐり、「これだけは負けない!」という一芸に秀でた一般参加者が、「ドバドバ~」の収録会場であった茨城県取手市の取手市民会館に集結し、“爆笑ミニゲーム”にチャレンジする。アシスタントを同局の大橋未歩アナウンサーが務めるほか、豪華な審査員ゲストが出演予定。

 会見には同局の島田昌幸社長、伊藤隆行プロデューサー、大橋アナも出席。同局の印象について、石橋さんは「『ソロモン流』『ガイアの夜明け』といい番組はあるが、バラエティーで楽しい番組を作らないと、この停滞感は打破できない」とキッパリ。同局との今後の付き合いについては、「10月から(番組が)レギュラー化すると思っていたら、今回1本だけだった」と苦笑いで、「ギャラもまったくわかってない」とぼやいていた。

 当時、ブルーバード(日産)の新車を買いたいがために「ドバドバ大爆弾」に出演したという石橋さんは、「ゲームに負けて、トボトボと取手から帰った。なかなか大金は手に入れられないんだなと思った」と告白。木梨さんは、「賞金はもらえず、控室で人形とか電気モノをじゃんけんして順番に取り合っていた思い出があります」と話し、笑わせていた。

 「ハレバレとんねるず 略してテレとん」は9月10日午後8時54分~同10時48分放送。公式サイトで自慢の一芸や変わった特技を持つ出場者を募集している。(毎日新聞デジタル)

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