「アバター」(09年)や「タイタンの戦い」(10年)などで知られるサム・ワーシントンさんが主演したアクションサスペンス映画「崖っぷちの男」で、監督として長編映画デビューを飾ったアスガー・レス監督のインタビュー動画がMANTAN TVで公開された。
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映画は、30億円のダイヤモンドを横領した罪で刑務所に収監されていた元ニューヨーク市警の警察官のニック・キャシディ(ワーシントンさん)が、自らの潔白とある隠された真実を白日の下にさらすため、21階の高層ホテルの外壁の“崖っぷち”でアクションを繰り広げる。映画は7月7日に丸の内ルーブル(東京都千代田区)ほか全国でロードショー。
ドキュメンタリー出身のレス監督は、現場感を大切にした撮影手法で、主演のワーシントンさんは「監督は常にカメラを回し続けていたから、やり直しもしやすかった。指示をするタイプではなくて、僕たちの演技を観察するタイプ。それが彼のやり方だったよ」と評した。出演したエリザベス・バンクスさんも「監督は、物語を伝えるのが上手なの。ドキュメンタリーを作ってきたけど、ドキュメンタリー映画って、映像の中に物語を見つけていくものよね。今回の映画で監督は、(俳優たちの)高い演技力を駆使して、内容の濃い物語を作ることを重視していたと思う」と絶賛した。
公開された動画でレス監督は、撮影方法やストーリー展開、実際の高層ビルで撮影をした理由などを語っている。レス監督は「普通の男が無実の罪を着せられるという昔からあるテーマを、現代的な表現で表した映画なんだ。作られたものに見せない撮影の仕方も驚きだと思うよ」と見どころを語っている。(毎日新聞デジタル)
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