新作ゲーム紹介：「ペルソナ2 罰」　PSP版で新シナリオ追加

　00年にプレイステーションで発売されたRPG「ペルソナ2 罰」（アトラス）が、12年ぶりにPSPでリメークされる。昨年4月にPSPで発売された「ペルソナ2 罪」の後編だ。

ウナギノボリ

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　主人公はティーン向け情報誌の編集者、天野舞耶（あまの・まや）だ。見ず知らずの少年、周防達哉（すおう・たつや）に既視感を覚えた矢先、JOKERを名乗る人物から不審な手紙が送られてくる。それと前後して街にあるうわさが流れはじめ、うわさが現実となったかのような連続猟奇殺人事件が発生し……というストーリー。

　ペルソナと呼ばれる存在を召喚してキャラクターに「降魔」させ、その力を利用しながら悪魔を倒していく。戦うだけでなく、悪魔と会話して召喚に必要なタロットカードをもらうことも可能だ。複数の悪魔を合体させて、より強いペルソナを生み出すこともできるので、積極的に活用していこう。

　リメークにあたって、これまで明かされることのなかった達哉のストーリーをはじめ、新シナリオが追加された。BGMはオリジナル版に加えてリファイン版も収録され、好きなバージョンを選択してプレー可能だ。読み込み時間の高速化やカーソル移動、コマンド入力などの操作性も改良され、より遊びやすくなった。追加キャラクターや、マッドハウス制作の新規オープニングアニメにも注目。さらに、PSP版の前作「罪」のセーブデータがあれば一部内容を引き継ぐことも可能だ。

ペルソナ2罰（PSP） CEROレーティングB（12歳以上対象）　アトラス　UMD版：6279円　DL版：4980円　5月17日発売